2011年11月16日水曜日

下賀茂神社

手作り市を見て回った後、下賀茂神社の「大炊殿」が公開さているので見に行くことにしました。
河合橋から「法」が山にくっきりと見る事が出来ました。



のんびりと1人気の向くままに「糺の森」を散策することに、どういうことかガードマンが多い。
尋ねてみると来年のNHKドラマ「平清盛」の撮影でやぶさめのシーンを撮っているとか、私もしばらく若い人と一緒に見物です(名前は聞いたのですがゴーン)
来年は馬を上手に乗りこなしていた二人の役者さんのドラマを見てみましょう(単純明快)


公園の中の松もすっかりと「こも巻き」の冬支度です。
害虫から守るために必要なこも姿、いたる所に見られる冬の風物詩ですね。


史跡糺の森





「糺の森」は3万6千坪あり東京ドームの約3倍の広さがあります。
賀茂川と高野川の合流地点に発達した森林で
平安時代からの姿をいまに残しています







河合神社











神社にはめずらしい門








社殿は1679年式年遷宮により造替された殿を修理したもの
平安時代の書院造りの形式です。


奥右に見える建物は鴨長明が各地を移動するのに便利なように組み立て式のもので、広さは
一丈四方の建物だったとか。

参道への道

ここから「烏の縄手」と呼ばれる小道があります、参拝するための参道で癒される森です。
縄のように長い細い道を縄手と言いますが、ここは「烏の縄手」と言うそうです。

烏の縄手
さざれ石
「さざれ石」とは小さい石という意味で火山の噴火によって石灰石が固まって出来た物だそうです。


桜門







東西回廊
















桜門、東西回廊とも古代様式を伝えています。
鴨川の下流にまつられているお社から「下鴨さん」と呼ばれているとか。
本殿は国宝です。縁結び、子育ての神さまとして祈願しています。
舞殿

神服殿
古代祭祀の神殿様式を伝える社殿。



公開中の「大炊殿」(おおいどのは)この唐門から入ります。










入り口の唐門(寛永5年)

どれも歴史が感じられますが、ここへ入って
来ると日本人だなと思われるのでした。






三井神社
三井神社は家族の平安を守る神さま。
葵祭の斎王で知られる歴代の斎王さまをおまつりしているとか。
奈良時代から平安時代にかけこの辺りを蓼倉郷と呼ばれていたそうです。

明治天皇がこの木馬に乗られて遊ばれたのでしょうか




葵の庭

双葉葵が自生しており、カリンの古木があって
有名になり「カリンの庭」とも呼ばれています。
斎王式子内親王が「葵の庭」を詠んだ庭です。










御井(みい)
水ごしらえの場。
お正月の「若水神事」など御水祭事が行われるところです。




大炊殿(おおいどの)

1624年江戸時代に造替されました。
神さまにお供えするものを調理する社殿です。
主にご飯やお餅など穀物
を調理しました。













唐車

屋根の造りは曲線状の「唐破風」になっていることから名づけられました。
格式の高い牛車です。
後方か乗り前から降ります。






葵祭、御影蔭祭など儀式に用いる物などが展示してありました。



三つ葉葵紋蒔絵駕籠・徳川家は氏神である神社の葵の紋を使用したと伝えられている。


儀装馬車・宮中でも儀式に使用されているものと同じ型で中央に座席が向かい合う四輪馬車です。


京阪電車出町柳駅を上がったところから見た大文字
世界文化遺産になった下鴨神社に広がる森林は幻想的で心やすまる空間です。           
いつまでも自然が今のままに残されことを思いつ少し色づきはじめた銀杏や紅葉を眺め帰りました


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