2013年12月8日日曜日

千本釈迦堂「大根だき」

 八日は私のBirthdayこの歳まで恙無く健康で過ごしてこられた事に感謝!!!
今日は京の師走の名物行事となっている千本釈迦堂の「大根だき」が行われる日です。
私達も「無病息災」を願って「千本釈迦堂」へ行ってきました。

千本釈迦堂・山門
参道には大勢の人の列が出来ており、遠くから観光バスで参拝に訪れる人も多いようです。

千本釈迦堂大報恩寺(国宝)
鎌倉初期安貞元年(1227)に創建され、応仁・文明の乱にも災禍を免れ京都市最古の仏堂の
建造物です。

聖護院大根
お釈迦さまの梵字が書かれ祈祷した大根が店頭に並んでおり、私も一つお持ち帰りしました。

大根煮
鎌倉時代お釈迦さまが悟りをひらいた日に大根に梵字を書き「魔よけ」に参拝者ふるまったのが
始まりとされています。
私達も「無病息災」を願いながら美味しくいただき、大根をタッパーに入れてお友達のご利益分も
持ち帰りしました。


先月お友達と行ったイタリアンのお店でいただいたカルパチョが私の好みにピッタリ!!
夫が「食べてみたい!」と言うので、千本今出川から銀閣寺までバスに乗りそこから20分歩いて
レストランへ,今日のメニューはお肉がメインで当てが外れたかな・・・


一乗寺下り松まで来たのだから「宮本武蔵決闘の場所」と「八大神社」に寄りたいと言うので行く事にしました。

一乗寺下り松



武蔵・吉岡決闘之地石碑




















一乗下り松は近江から京に通じる平安時代からの交通の要所で、この松は古くから旅人の目印となっていました。
今のこの松は4代目に当たります。

何代目の松が江戸時代初めの宮本武蔵と吉岡一門数人との決闘を見下ろしていたのでしょうか?


八大神社鳥居
本殿












初代一乗寺下り松





    
   永仁二年(1294)の創建からの歴史のある一乗寺の
   氏神さまです。


   
                                        

宮本武蔵は「八大神社」を通りかかり普段はしない勝利祈願をと思い立ったが神仏に頼ろうとした自分の弱さに気付き止めたという話が残っています。


「八大神社」から少し上がった所に「お抹茶あります・野仏庵」の立て札が目に入り行ってみました。

野仏庵
西園寺公望が新撰組に追われ身を隠していた丹波の寓居の門を移築したものです。

国東の三体仏


大日如来















竹やぶに並ぶ五輪塔におじぞうさま

地蔵菩薩


臼杵の大仏さま

ひっそりと
どこまでも静寂な訪れる人も疎らな回遊式の庭に点在する石仏が心優しく伝わって来るよう・・・

主家
赤いベンガラ塗りの部屋には石川丈山の漢詩の額が何気無く掲げてあり、小じんまりした石庭を眺めながらお抹茶をいただき「ホッ」と一時・・・
雨月物語で知られる上田秋成ゆかりのお茶室「雨月席」は見事な造りです、江戸時代の文人達がこの席で煎茶を楽しんだのでしょうか?

「野仏庵」侘び寂びの世界には、新緑の頃にもう一度訪れたいと思うのでした。


紅葉の盛りは既に終わっていますが、まだ行った事がない夫のため「詩仙堂」と「圓光寺」へも立ち寄ってみました。

詩仙堂・「小有洞」と書かれた扁額が門に掲げられています
苔むした石燈籠に残り紅葉がきれい













既飽(きほう)





先月訪れた際「既飽」の読み方も意味が分からなかったのですが、受付の方に「きほう」と読み「既に満腹であるという事で食べ物をむさぼらず腹八分目であることをよしとする」という意味だそうです。





圓光寺山門
敷紅葉が美しい!



黄色のもみじと竹林の小道

     












                             

帰宅して京都の「あんこ餅」で「Congratulations」と祝ってもらい幸せなお誕生日の一日でした。