2014年9月25日木曜日

佐渡島ロマン紀行3日間(3日目)

今日最終日のスケジュールは砂金取り体験のみで、何とか16号台風の影響もなく楽しめそう!!
真野湾の美しい海岸線を沿ってバスは走りまーす。
海岸線の砂浜が美しい!


金運大黒天


 










佐渡西三川ゴールドパーク到着
入り口を入ると大きな金ぴかの大黒さまがお出迎えです。





ゴールドパーク入場チケット
砂金取り体験のチケットをもらって「本当に砂金が取れるのかな・・・?」と疑念を抱きながら砂金を上手にとる方法をハンサムなお兄さんからレクチャーされ「さぁー戦闘開始!」

採取法初級
ここでは大きなプールに砂利が入っており、時間一杯頑張って容器をひたすらクルクル回し目に
見えないほどの小さな砂金を2人で11粒ゲットしました。
見す見すゴールドパークの計略に引っ掛ってストラップを作ることにしました。

砂金入りストラップ(見えます?)
砂金のストラップは「佐渡島ロマン紀行」の思い出と、金運を願って財布に付けることにしました。

10:20小木港から「こがね丸」で直江津港へウミネコのお見送りです。

うみねこ3羽の止まり方がとてもかわいい!
佐渡には何かしらの心引かれる魅力があって、是非もう一度訪れたい思いが膨らむ・・・


16号台風の影響でサンダーバード38号は米原経由になり40分遅れで京都着、てんこ盛りの
ロマン紀行で疲れたました~

                                             3日間の旅おわり


2014年9月24日水曜日

佐渡島ロマン紀行3日間(2日目)

曇天の幕開け2日目の佐渡島一周のロマン紀行の始まりです。
ホテルの女将さんのお話しでは「昨年は加茂湖の辺りでトキが数羽見られました」と言うので
「もしかして、もしかして」と周辺を散策して見ましたがらしき物は・・・

コスモス畑

           
可憐に咲くコスモスの花
















コスモス畑にいるかもしれないと思うのは私一人ではなく、カメラを構えたおじさま方がシャッター
チャンスを狙っていましたが残念ながら空振りでした。

一周260kmのバスツワーは「佐渡弥彦米山国定公園」に指定される外海府に向けて出発です。

一本松
岩の上に松が一本潮風にも負けず懸命に生きている姿が愛おしいと思うのでした。

日本海の荒波によって作られた外海府海岸は圧巻です。

二つ亀海水浴場


二つ亀












二匹の亀が海上にうずくまったように見えるのでこの名がある巨岩です。 

                        
二つ亀海水浴場は透き通った海で水質が良く「快水海100選」にも選ばれています。      
海岸と砂州で繋がっており干潮の時には島まで歩いて渡ることが出来のです。
                                                                                                                         
「佐渡弥彦米山国定公園」は新潟県の景勝地になっており佐渡はその一つです。         
                          
大野亀




6月の大野亀(カンゾウの花)

     


                           
                            
蜜を求めてミツバチが花に
大野亀は海抜167mからなるの一枚岩からなる日本三大巨岩の一つです。
この辺りはパワースポットとしても有名なので私も好奇心で登りはじめましたが、立ち入り禁止の
柵がありパワーアップならずかな?
初夏には黄色いカンゾウの花が一面に咲き乱れ「カンゾウ祭り」が催され賑わうそうです。
ススキもひっそりとしていいものですが初夏の黄色一色の絨毯も見てみたい!!


大野亀から大型バスが通行できない部分があり、また来た道を戻り「トキの森公園」へ特別天然記念物のトキの見学に行きます。

入園チケット
「キン」の剥製

1968年幼鳥のときに宇治金太郎さんに保護されセンターへ、宇治さんの名前に因んで「キン」と
付けられ2002年10月10日に死亡するまで飼育され推定年齢は36才だったとか。。

新人さんのトキ飼育日誌ポストカード

ときふれあいプラザ
もう少し近くで見られるかと思って楽しみにしていましたが、これではトキには見えない・・・
トキは学名を「ニッポニア・ニッポン」江戸時代までは日本のどこにでも見られましたが、乱獲や
開発によって数が減り日本最後の「キン」が亡くなって絶滅してしまいました。

1985年に「キン」と中国のトキの間で人工繁殖を試みたが2世はならず「キン」が亡くなって繁殖も行われていなかったが、1998年中国国家主席、江沢民氏から2羽が進呈され他に借りたトキと
一緒に飼育され人工繁殖が進められ2008年10羽が試験放鳥され27年ぶりに日本の空に
トキが舞ったとTVでその姿を見ましたが、今では150羽以上ものトキが飛んでいるそうですが
優雅な舞い姿でしょうね。

たわわに実った稲穂が黄金色に染まってたなか、「運転手さんがあそこにトキが飛んで行きます 」
小さくて白鷺にしか見えませんでしたが・・・

トキの餌場かな
生き物を育む農法で田んぼにカエルやドジョウが増えるよう農薬を減らし、人にもいい栽培に
取りくむ農家の人が増えているのだそうです。


佐渡には多くの文人・政治家などが配流されており、文化と伝統芸能が受けつがれてきています。
縁のある妙宣寺(日蓮宗)を見学します。

五重塔(国指定重要文化財)
文政8年(1825)建立
相川の棟梁親子が2代30年かかって完成した
江戸期の建築様式を今に残す県内唯一の塔です
本堂









妙宣寺山門




















順徳天皇の供奉した北面の武士遠藤為盛(阿仏房日得上人)の開基と伝えられる。
文永8年(1271)日蓮聖人が幕府を批判し佐渡へ流された時妻千日尼と共に深夜密かに食べ物を運び厄難を救ったことは有名な話だそうです。

第84代順徳天皇は「承久の変」で24才の若さで佐渡へ配流され絶食の上45歳で崩御されました
が都への思いがどれほどだったでしょう・・・

「ももしきや古き軒端のしのぶにも なほあまりある昔なりけり」と小倉百人一首に詠まれておりますが天皇の座位に就いていた頃の歌だったのでしょうか。


「水もお米も美味しい佐渡ですからお酒は最高ですよ」とガイドさんが絶賛、地酒の試飲に尾畑酒造へ行きました。

尾畑酒造
酒蔵にしてはこじんまりといい感じのお店で、そこに曽我さんのお嬢さんがユーモアーを混じえて
お酒のアッピールです。
すばらしいお嬢さんに育ってらしてお母さんも一安心でしょうね。
私達も美味しいお酒を買い求め帰ってからいただくのが楽しみです。


今にも降ってきそうな空模様のなか七浦海岸へバスは走ります。

夫婦岩
この海岸は名夕景の場所だそうですが、今日は一度も太陽を浴びる事もなく鉛色一色の風景です
やっぱり海には青い空があって欲しかったなあ~
仲良く2つの岩が寄り添って小さい岩は子供達だと聞きましたがすごい子持ち夫婦かな。


尖閣湾は隆起した海岸平野が日本海の荒波によって削られた自然の造形美はゴシックの堂々とした建築物を見ているようです。

尖閣湾
尖閣湾は峡尖美で有名なノルウェーのハルダンゲル峡尖に勝るとも劣らないことからその名を
直訳して名付けられたそうです。
「日本渚100選」に選ばれています。
それは「みごと!!」目に入る物全てが風景画そのものです。

佐渡大崎灯台と真知子橋

映画「君の名は」
この頃はまだつり橋でした
      主演の佐田啓二と岸恵子      

















昭和28年「君の名は」の舞台となり「尖閣」は広く知られるようになったようです。
私達の若い頃にもロングスカーフが流行って「真知子巻き」とかしていた思い出が・・・


今日最後の佐渡金山へとバスは進みます。
慶長6年(1601)徳川家の支配となり、江戸幕府は北山金脈が発見されて以来自ら直接統治行い
重要な財源となったといいます。

佐渡金山入場チケット
道入の割戸(国指定史跡)
「道入の割戸」は山頂表面をVに断ち割った形の露天掘りで景観は佐渡金山のシンボル。
坑道が深くなるにつれ水かさが増し、無宿人(流人ではない)を島送りにし湧き水を釣瓶や手桶で搔き出す重労働の水替え人足とし過酷な運命が強いられていました。

その後明治29年三菱合資会社(三菱マテリアル)に払い下げられましたが平成元年3月に採掘を
終え今は観光のみです。

ゆっくりする間もない観光三昧の1日も終り相川の「ホテル大佐渡」へ向かいます。

ホテル大佐渡
ナトリュウム・カルシュウムの温泉に入ってゆったりと日本海を眺めていると、今日一日の疲れが
すーととれていくようで幸せのひと時でした。

                                           
                                         2日目無事におわり

2014年9月23日火曜日

佐渡島ロマン紀行3日間(1日目)

初めてのツアーで2泊3日の佐渡島への旅をすることになり台風16号の北上を気にしながら早朝京都駅へと向かいました。

途中乗車のため入場券を買って京都駅から「サンダーバード5号」に乗車です。

サンダーバード(JR西日本)
金沢駅で「はくたか11号」に乗り換え直江津で下車、参加者は28名,港までタクシーで移動します。

特急はくたか(JR東日本?) 
直江津港からはフェリー「こがね丸」で佐渡小木港まで船旅です。

SADOKISEN(こがね丸)


ウミネコ
鳴き声が猫に似,カッパエビセンを求めて来ます
















イス席を予約してのんびり大海原を眺めながらのリラックスタイムは身体も心も軽くなっていくような・・・
佐渡島が沖縄本島に次ぐ2番目に大きな島だとは知りませんでした。
2時間40分でフェリーは小木港に到着です。

佐渡小木港
早速小木海岸のシンボルで誰もが佐渡島ではたらい舟と答えるその舟に乗って櫂漕ぎも体験を
してみました。

たらい舟

「たらい舟」は江戸時代,入り江一帯は岩礁が多く小回りのきく洗濯桶の改良舟が考案され
海女さんが乗り,箱メガネでサザエ・アワビやワカメなどを取っていたそうですが今では海女さんの後継者も少なくなって、もっぱら観光用になってしまたということでした。
私達も女船頭さんに教わって漕いではみましたが、クルリクルクル回るばかりで前に進むことは至難の業なのでした。


ホテル志い屋
こじんまりとした家族経営らしく小さな姉妹2人が「いらしゃいませ~」と私達をニッコリかわいい
笑みを浮かべてお母さん女将と共に出迎えてくれるのでした。

夕食はあわび、さざえにカキの味噌煮と海の幸揃いでおいしいディナー(すっかりカメラに収める事を忘れてしまいましたー)


佐渡市市制施行10周年記念入場券
夕食後「佐渡伝統芸能と鼓童]をみる機会がありラッキーな一夜でした。

鬼太鼓(おんでこ)
「おんでこ」は鬼が太鼓に合わせて舞い、集落によってそれぞれの舞い方あって悪魔を払い
五穀豊穣などを祈って神社の祭礼に奉納されるものでそれは迫力がある鬼太鼓でした。

さどおけさ
ハー佐渡へ(アリャサ)佐渡へと草木も・・・「さどおけさ」は熊本から北前船の船乗りによって
小木港に伝わり広まった民謡だと聞きました。

鼓童の公演もあり撮影は禁止で残念でしたが125cmもある大きな太鼓の鼓動が身体に伝わり
打つ人の迫力には圧倒され感動して歓喜のスタンディングオベーションでした。
                                        

両津文化会館に鼓童の公演パンフレットが張ってあり記念にパチリ。


余韻を残してホテルへ戻り疲労効果バツグンのナトリュウム温泉浸かって今日の疲れを癒しました。


                                      一日目は恙無く終わり


ぶどう狩り

お稽古仲間の友達3人で岡山へ「葡萄食べ放題バスツワー」へ行ってきましたが満足度・・・


途中赤磐市の吉井川の堤防に地元の人達で育てる「コスモスロード」があり、「コスモスの花を楽しんで下さい!]の添乗員さんのお言葉でしたが、まだ見ごろには少々かかりそうもロケイションは
とても好くて時間があれば土手に腰を下ろしてのんびり山川を眺めていたいなぁ~と思うのでした。





















彼岸花
毎年10月には「案山子まつり」も行われ面白いそうな写真がありました。

これは何でしょう?
吉井川の藻
糸蜻蛉
最近では余り見かけない糸とんぼが水面を飛んで藻を食べているようです。




かわいいコスモス
台風17号の被害で水嵩が増し土手まで水がきたそうですがへこたれず頑張って起き上がり
このようにかわいい花を咲かせていました。




のんびりバスツアーでした