駅に行く道に唯一の田んぼがあります。
今から30年ほど前この辺りの自然に誘われ、この地に住むことに決めたのです。前の沼には大きな食用かえる(ウシガエル)が住んでいて夜になると「ブォーブォー」と大きな声で鳴き、それは自然が残された環境の良い所でしたが、25年ほど空けていた間にすかり様変わり周りの竹やぶもなく
なってこのマンションだけが変わることなく坂の上に建っていました。
6月の梅雨の頃田植えがしてありました。
坂を下がっていくとだだ一つ残っている大きな田んぼがあるのです。
もうこの辺りでは稲作を見ることもないので、田植えをしたばかりの一面の青さが目に映ります。
もうこんなに穂が出て実もついています。おじさんがいつもお1人で草抜きをがんばってみえます。
10月に入ると頭を垂れる稲穂かな、そう言われるように黄金色に輝き始めお辞儀をしています。
刈り取りをまたおじさんがお1人でしているのかな?だれの姿もなく、只今休憩中かしら・・・・・
刈り取られた稲は丸太を組んで何日か天日干しをして、水分を取って美味しいお米にするとか聞きましたが(?)
きれいに刈り取られ脱穀してありました。
米つくりは大変苦労するとお友達がご主人を亡くしご自分が米つくりを1人ではじめた時
苦労話しを聞かされましたが、今ではベテランさん。米作りは88の手間がかかるので八十八から「米」という字ができたそうです。
今はどんな仕事にも資格を持った人がいますがお米も「ライスマイスター」さんがいるそうです。
今年は東日本の震災でお米つくりも出来ずに悲しい思いの方も沢山みえるでしょうが、
明日があると希望をもって信じて一日でも早くお米作りが来ることを願っています。
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