2012年4月17日火曜日

伏見名水スタンプラリーに挑戦!

京都の伏見は「伏水」とも書かれるほど地下水に恵まれ街中至る所に湧き水が出ており水汲みを
している人を見かけます。
今日はお天気も良いので名水11ヵ所(約12キロ3時間20分)を一気に回ってみようと意気込んで
スタンプラリー出かけてみる事にしましたました。
京阪電車「墨染」で降りさぁスタート、12時少しまわりました。


1番 「藤森神社」

藤森神社
、平安遷都以前桓武天皇により都の南を護る守護神大将軍が置かれました。
「端午の節句」に」武者人形を飾る「菖蒲の節句」発祥の地です。

「不二の水」

不二の水
不二の水は二つとないおいしい水という意味です。
戦国時代から勝ち運を授ける水といわれています。




2番 「清和荘」

清和荘
ひとつひとつ手作りのお料理が自慢のお料理屋さんの庭にあったので驚きました。


「清和の水」

清和の井
清和荘のお料理をおいしくしている命の水です。
時間に余裕があったらランチのミニ懐石を頂きたかったですが・・・・・



3番城南宮」

城南宮
「城南宮」は方除の神として仰がれ、春と秋には「曲水の宴」を伝えています。


「菊水若水」

菊水若水
菊水若水を飲むと病気が治るという平愈の霊験あらたかな水です。
奈良のお水取りの水は若狭の国から「菊水若水」を通り2月堂の「若狭井」に達しているとも伝え
られています。



次の「名水」を求めて高瀬川の土手を歩きながら土筆はないかと捜して歩くも一本とて見付からず、主もいない釣り糸だけが長‐く流れているだけ・・・・。
近道を決めたも反って道に迷うことになってました。一体全体自分が今いる場所さえも分からなくなってしまうとは、兎に角家のある方へ歩こう。
やっと救いのおばさんが向こうからやって来ました。
「キンシ正宗」を尋ねましたが酒蔵ではありましたがブー。どれだけの人に聞いたでしょうか?
あっちこっちと歩き回りもやっと辿り着きました。



4番 「大黒寺」

大黒寺
大黒寺は空海(弘法大使様)の開基と伝えられています。
江戸時代に薩摩藩邸がこの辺り置かれ島津家の守り本尊と同じ「大黒天」が祀られていた事から
通称「薩摩寺」とも呼ばれました。


「金運清水」


金運清水
金運清水は大黒天に供えられ霊験あらたかな水といわれ金運良好、子孫繁栄など1日・15日は
豊かな幸せをお祈りする縁日があるそうです。


5番 「キンシ正宗」


創業時は「松屋」といって天明元年(1781年)だとか、創醸210年を機に「キンシ正宗株式会社」に
変更されました。
「紙カップ酒」を商品化したのは「キンシ正宗」だそうです。

「常盤の水」

常盤の水
常盤の水は中硬度の水質で鉄分が少なくカリウム、カルシウム、クロール等がふくまれ酒質には
欠かせないものとなっているのだそうです。


6番 「御香宮神社」 


御香宮神社
伏見九郷総鎮守として、今も多くの参拝者が訪れています。


「御香水」

御香水
御香水は今から1100年前の平安時代、水が湧き出しよい香が四方に漂いこの水を飲むとただちに病気が癒え、それに因んで「御香水」の名を賜ったとされています。
環境省の「名水百選」の1つになっています。



7番 「乃木神社」

乃木神社

乃木希亮典を祭神しています。
全国の崇拝者により大正5年9月13日に創建されました。

「勝水」


参拝者が勝運と家族の幸運を願い「勝水」で手を洗い、口をゆすぐ習わしなのだそうです。
「勝水」としての御利益の他にはんなりとしたのど越がおいしいと評判です。



4時を過ぎました。ゲームオーバー残念です・・・・。
4月6日スタンプ全てをで集めることが出来ませんでしたが続きは日を改めて巡ることにしましょう。




やっと続きのスタンプらりーに出かける機会が出来た春の日の午後、気持ちのいいお日和です。


8番 「長建寺」



長建寺本堂 
八臂弁財天(八本の腕を持った弁財天像・鎌倉時代後期の作)をご本尊とし「島の弁天さん」と呼ばれて親しまれています。

「閼伽水」(あか水)




閼伽水(あか水)
「閼伽水」とは仏様にお供えする水のことを言い伏見に湧き出る地下水と同じ水脈なのです。
手洗石は平安時代即成院から移した石なのだそうです。


釣瓶で水を汲むこんな珍しい井戸がありました(この井戸は番外編です)


9番 「月桂冠大倉記念館」                 







月桂冠は創業360年になり「月桂冠大倉記念館」は「京都市指定・有形民族文化財」に指定されています。

「さかみづ」

さかみづ
さかみづは清らかに済んだ水できめ細かくまろやかな酒質を生み出します。
「さかみづ」の名は「栄え水」とともに古くはお酒の事だったそうです。


10番 「神聖」 ・鳥せい本店


山本本家
300年の歴史の中にお酒と食文化を巧みに融合させて、「鳥せい本店」はいつも行列の出来る
鳥料理のお店です。


「白菊水」

白菊水
白菊水はしなやかで、伏見の酒の源なのです。稲の豊作を願い天太玉命(あめのふとたまのみこと)が育てた白菊の露の一雫より清水が湧き出たと伝えられています。




11番 「キザクラカッパカントリー」






















「黄桜」=ちょっとエロチックな河童が懐かしく思い出されます。
「黄桜記念館」にはかっぱもいますよ・・・・・?
近年は地ビールも製造販売、庭では観光客の人たちが手軽に飲んでいました。


「伏水」


伏水
伏水は伏見がかって「伏水」と記されていたことから命名されたそうです。
お酒造りにはなくてはならない命の水として大切に守られています。


「伏見名水スタンプラリー」終了です


いっぱーい歩き、おいしい水もいただき、お酒も買いました。最終は十石船に乗ってゆったり水辺の
景色を楽しむ事となりました。









正に「春のうららの・・・・」景観を楽しませてくれる十石舟は水面の桜の花びらを揺らし、私の体も
心地好く揺れ「幸福だなぁー」と想ってる内に船着場に、短くも魅了された一時でした。
楽しかった!!


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