それではと長浜見物する事になり「長浜子供歌舞伎」の事を「曳山博物館」で知りました。
是非とも見たいと心待ちにしており桟敷席もゲットし待ち望んでいた日がきました。
曳山まつりパンフレット |
長浜曳山まつりは豊臣秀吉が待望の男の子の誕生に喜びを頒つため砂金を町民に贈られたとか
これに感謝した町民が曳山を造り長浜八幡宮の祭礼で曳き回したのが始まりとされています。
力士達 |
太刀渡り |
4基の曳山 |
長浜町には13基の曳山があり毎年4基ずつ交代で巡行するそうです。
1番孔雀山(神戸町組)は義経千本桜 道行初音の旅を奉納です。
静御前は10歳の役者さん女形もしなやかに舞う姿も美しいかったです。
籐太と花四天の掛合いがユーモラスで見物の人の笑いをとっていました。
2番萬歳樓(瀬田町組)は壷坂霊験記の奉納です。
沢市と雁九朗を早代わり11歳の役者さんには拍手喝采のあらし「ようー大統領!!」
なんとも美しい観音さまが現れ谷底の2人はうれしうれし・・・と沢市「お客さん目が見えましたぁー」
ここでも爆笑・・・
3番常盤山(呉服町組)は源平布引滝 実盛物語の奉納です。
春休みに入り受け継がれる歌舞伎の稽古を重ねます、親子とも共好きでないと演じられない子供歌舞伎なのでしょうね。
子供とは思えない見えを切るポーヅも決まってなかなかカッコよく観客から掛け声が・・・
4番翁山(伊部町組)は一谷嫩軍記 熊谷陣屋の奉納です。
最年長12歳の少年は熊谷次郎直実役を巧みに演じて大人顔負けです。
お山役の子は可憐で所作がなんともかわいく艶やかでした。
曳山は四畳半ほどの「舞台」に太夫と三味線の浄瑠璃を演じる「楽屋」とお囃子を行う「亭(ちん)」の3つの部屋からなる豪華な造りです。
見送幕の飾毛綴は16世紀後半にベルギーで織られたタペストリーが使われており、どのようにして
長浜に伝来したのか深い謎なのだとか・・・
祭典総賞番席 |
子供達の一生懸命頑張ったであろう姿を見て感動しとても気持ちのいい一日を過ごし事が出来たのでした。
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