2012年11月14日水曜日

東福寺のもみじ狩り


病院の診察が早く終わり予定もなっかたので、「そうだ!東福寺へ行ってみよう・・・」
そう思い立ち電車に乗り東福寺のもみじを見に行くことにしました。

伏水街道を歩いて行くと「京都非公開文化財特別公開」の立て看板が目に入りました。
思い掛けず巡り合わせの良き日貴重な「国宝千手観音像」を拝観する幸運に恵まれたのでした。
歴史を勉強しているサークルの学生の人達から分かりやすく説明があり、頑張っている姿がとても微笑ましく思われるのでした。
「法性寺」は延長3年(924)藤原忠平が巨大な伽藍を建立しましたが、藤原氏の衰退によって今では小さなお寺で存続していますが、立派な「国宝千手観音像」が当時の権力の大きかった事を
物語っているようでした。
法性寺

国宝・木造千手観音立像   (朝日新聞)  
人の波にのって歩いて行くと「東福寺」の「臥雲橋」が見えてきます。



臥雲橋

東福寺三名橋の一つ「臥雲橋」が洗王潤という渓谷に架かっており、ここからも楓やもみじが見られます。

東福寺拝観券
「東福寺」は奈良の東大寺と興福寺の二大寺から一字ずつ取って「東福寺」と名ずけられたそうです。

通天橋

通天橋には張り出しがありここから見る渓谷の洗王潤渓谷のもみじは絶景です。

渓谷の両側の庭の美しいもみじの写真の中からピックアップしてみました。

通天橋から臥雲橋が見えます

黄金色に染まる珍しい三つ葉楓は聖一国師が宋から伝えた唐楓といわれています。



月下門
1268年亀山天皇が下賜されたと伝わり鎌倉時代の特色が美しく、檜皮葺きの屋根が紅葉の中に
風情を醸しだしています。


下から見る通天橋


苔むした庭に美しく散り落ちたもみじ


「わぁーすごーい!!」美しいの一言です。

偃月橋(重要文化財)
三ノ橋川に架かる「偃月橋」この辺りの色ずきは遅いそうでまだまだ先のようです。

「龍吟庵」
方丈(国宝)は室町時代の建物で前の庭は「無の庭」と言って一木一草をも用いないただ白砂が敷かれ直線模様が美しく前に座ると凛と引き締まります。
ここはまだ陽の当たる部分が紅色に染まり始めたぼかりで、暫らくの間腰を下ろし静かに時を過ごしました。

お休み処があったので私も一休みお善哉をいただき美しい紅葉も十分楽しんでルンルン気分で
何時ものローカルに乗り帰宅です。

              

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