2012年6月5日火曜日

お友達と京の新緑を歩く候(2日目)

お友達との2日目は夫も一緒に貴船の川床を楽しむことになって、出町柳駅で待ち合わせです。
私達2人は始めて訪れるところにワクワクです。



















電車には貴船・鞍馬の4季をイラストし、子供達が喜びそうな動物も絵になっています。

貴船口駅の案内板
貴船口で降り迎えの車で私達が予約していた「兵衛」までは五分ほどです。

兵衛
この階段を降りて行くと川床が敷かれ、涼味と料理が味わえそうですが未だ涼には少しばかり早いようです。
それでも小さな滝の音はいいバックミュジックになっておりました。




せせらぎを聞きながらの懐かしい話しに
またおいしいお料理とお酒をいただき最高の気分を味わいます・・・・・
























友達が佐々木蔵之介さんが好きで佐々木酒造の「加茂の葵」をえらくお気に入りです。
日本酒を余りいただかない私にもワインぽくっていいですね。
3代目の男前の旦那さんもなかなかの心配りが出来、気持ちよくお食事を楽しめ満足度100%
でした。


食事を楽しんだ後は貴船神社へ参拝に「三社詣で」は本宮・奥宮・結社とお参りするのが古くからの習わしなのでそうですが、私達は知らなかったので奥宮からお参りしました。


「相生の杉」は同じ根から生えた2本の杉で樹齢千年の古木です。相生は「相老」に通じ夫婦供に
長生きの意味ですが、このように真っ直ぐに生きたいものです。

思ひ川
和泉式部は夫橘道貞の愛を取り戻そうと、この谷川で身を清め夫との恋の願がかなたっという
話と重なりみそぎの川だったのがいつの頃か「思ひ川」と呼ばれるようになったといいます。

連理の杉
貞明皇后(大正天皇の皇后)が大正12年に参拝されたおり「珍しい木だから大切に」と仰せられたそうです。
連理とは別々の木が重なり一つになるという意味で、男女の仲の睦ましい事の例えだそうです。
この神木は杉と楓が和合した珍しい木です。

奥宮
「貴船神社奥宮」は水や雨を司る神「高龗神」(たかおかみのかみ」が祀られております。
難しい名前の神さまですが、昔は日照りの時には祈る他なくよく神社でみられる神さまですね。
ここで夫は趣味の会があるからと大阪へ戻っていきました。


ここから私たち2人は「貴船神社中宮」まで貴船川に沿って歩いていきます。



ここは山側には料理旅館が立ち並び、それぞれの川床は工夫が凝らされて帯のように伸びています。


「結社」へはのゆるい石階段が続きみどりに包まれた森の中にあります。
一時マイナスイオンが身体にいいといって滝の落ちるあたりを訪れる人が多くいたものですが
いつの間にか聞くこともなくなったようです。ここは垂水に若葉マイナスイオンがいっぱーい
流れているように感じられる・・・・・

結社
「貴船神社結社」は「本宮」と「奥宮」の中間に当たるため「中宮」とも呼ばれています。
縁結びの神さま「磐長姫命」が祭られ縁結びの神様で和泉式部も切ない心情を歌にして願ったという話です。
和泉式部の歌碑
「もの思へは沢のほたるもわが身より
あくがれいづる魂かとぞみる」

和泉式部

平安の時代のこの辺りに来るにも大変な事だったと思うのですが、今の人よりも想う心が絶対的に
大きかったと想像したり・・・・


「貴船神社本宮」までまた歩きます。これなーに?なんとも不思議な木なんです。


おおきな木が空洞になって途中く穴が空いていたのです。


雪の下の花がきれいに咲いてあまりの素敵な景色に、しばらく眺め釘付けになりました。


細くゆるく続いている階段を上がって行くと「貴船神社本宮」があります。



貴船神社本宮
貴船神社は雨乞いの社として信仰される「水の神」さまをお祀りしています。
お友達は占いがとても好きです、しないわけありません早速「水占みくじ」をはじめます。

水占斉庭
占いのくじは御神水に浸すと自分の運勢が浮き出てくるのです、因みに彼女は「中吉」でした。





ここで私達の貴船の散策も終わりです。この辺りはパワースポットもあるとか・・・・
私たちもパワーをもらってこれからも元気印をつけがんばろーと!
2日目はここで終わります。



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