2011年8月14日日曜日

比叡山延暦寺

世界文化遺産「比叡山延暦寺」へ根本中堂夜間特別拝観ができ、また今年は献灯ローソクによる
『復興と祈り』が行われると言うことで夕方に出かけました。





暗くて分かり難いですがここが「根本中堂」
本堂ではお坊さんの法話があり御本尊様は
薬師如来様。病気を治す、薬を調薬(薬指で)されると言うことから薬師さんと呼ばれる事になったとか。
護摩木を炊くのも一段下のおかまの中へお供物の炎で焼くのだそうです。
その時のお経は今まで聞いた事のない節回しでした。
天台声明と言う仏教音楽とか厳かでした。




比叡山延暦寺は788年伝教大師最澄上人によって開かれました。
薬師如来様の前には1200年間絶えたことのない「不滅の法灯」が安置されています。
この法灯は信長の延暦寺焼き討ちの難を逃れて再び山寺立石寺から分けられた灯です。


復興への祈り『法灯花』多くの人の願いを込めて灯されています。
今夜どうしても奉納したかった献灯ローソクです、こうして私達の思いが天に届いてほしいです。


復興を願い、多くの人の魂を痛み鐘を鳴らしました

根本中堂から文殊楼に見るひかりは宙でした




大講堂 僧侶が学問などを深くきわめるためのお堂
「一隅を照らす」
法然上人・親鸞聖人・日蓮上人もここで修行されました







宮沢賢治童話「ひかりの素足」からのイメージで大学生が
このひかりのページェントを作り出したのだということです。
東日本大災害でなくなられた人たちの御霊をなぐさめ鎮めることをヨシ灯りで表現したんだそうです。











根本中堂の中庭はもういっぱ~いの献花の
灯が並んでおりました。
「ひかりの雲海」と「命の帯」がひかりの塔にと
伸びていきます。








紅葉がきれいですきっと秋の紅葉は素晴らしいでしょう

「千日回峰行」は40年ほど前かと思いますが一人のそう若くはない男の修行僧が堂にこもり行を
している様子がテレビで映されていましたが、私は本当にそんな事が出来るはずがないと信じられませんでした。
先日亀岡の酒蔵を訪れたとき頂いた本がその人比叡山大阿闍利の酒井雄哉さんだったので驚き
2度もこの荒行されたのです。
人生は何処で何が起こるかわからない・・・・・・・・
今日は大切に生きることを思うのでした。






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