予約を入れて行ってきました。
車がやっと通行できるかなと思う山道を少し走ると茅葺き屋根の一軒家がみえてきました。
ここが春秋山荘「蕎麦高月」です。滋賀県の古い欅造りの民家を移築し屋根は葦で葺いたこの建物冬の訪れを見る一枚の絵をようです。
上がり端の囲炉裏にはもう赤々と炭に火が入り、温もりを感じるお部屋に案内されました。
養蚕を生業としていたので天井がとても高いのです。
珍しい大根そばが出ましたがシャキシャキとしておそばの香もあり珍しく私は初めていただくおそばでした。
お蕎麦は香りも腰も私好み、付け汁は鯛から取ったのだそうで美味しく蕎麦湯と一緒に頂きました。
京野菜の酢味噌かけ、ここにとても香ばしい牡蠣が入ってて驚き、一つ一つのお味を堪能させていただきました。
ご飯の代わりにと蕎麦すしですラッキー・・・・・香の物もあっさり。
接客も心配りが行き届き気持ちのいいランチタイムを過ごす事が出来ました。
毘沙門堂をお参りすることが出来ました。
「蕎麦高月」を訪れる細い曲がり口の手前にあって長い石階段のその上には歴史がありそうな御門
訪ねてみることにしました。
仁王門 |
門には阿吽の2天像が護ります。
本堂へ入る門は唐門で日光東照宮と同じような雰囲気をもているいるのだと説明して下さいました。
本堂は将軍家綱が大檀越となり尾張の徳川家から木材を寄進され1665年に竣工されました。
後西天皇の皇子が入山され門跡寺院となったのだそうです。
宸殿 |
襖絵は狩野探幽の養子狩野益信の作で、逆遠近法の「九老之間襖絵」が面白かったです。
衝立の鯉の絵は狩野探幽の作で左から見るとスリムな若鯉に見え、右から見るとメタボ鯉に見える
不思議な作品でした。私は右側好み・・・・・。
晩翠園 |
樹齢150年をこえるしだれ桜の巨木で枝張りは30mにもなっているそうです。春にはきっと見事な花を咲かせることでしょうから、来年の春には是非とも見てみたいなぁ~。
この門は「勅使門」で、今では毘沙門堂門跡門主の晋山式以外は開門されないのだそうです。
今日「そうだ京都、行こう。」ならぬ山科へ行って毘沙門堂のしだれ桜がJR東海のコマーシャルの
桜だと知って驚きです。
東京に住んでいた頃にテレビで見て「わぁ京都の桜美しい、行きたいなぁ~」と羨望の思いでした。
来年4月絶対見に行きますよ。
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