一人が上野の美術館で会った月光菩薩、日光菩薩さまの平生鎮まっているお寺を訪れたいと言うので薬師寺へ行くことになりました。
金堂 |
薬師寺は680年天武天皇により飛鳥の藤原京に建立されました。
薬師如来を中に日光菩薩、月光菩薩の三尊の美しい姿の仏様を拝み彼女は感慨にふけっているようでした。
さすがに白鳳時代の仏さまですね。
東塔(国宝) |
明治時代に解体修理されそれ以来の修理が始まるので塔は周りを覆う工事が始まっていました。
8年もの長い年月が費やされるとか「しばらく見られないのですからよーく見といてくださいね」と
薬師寺の方が私達に言われました。
東院堂(国宝) |
聖観音菩薩の像(国宝)が置かれています。インドのグプタ王朝の影響を受けているのだそうです。
唐招提寺山門 |
唐招提寺金堂(国宝) |
奈良時代の寺院金堂としては現在唯一の建物で寄棟造の本瓦葺です。
講堂をお参りしている時に係りの方が仏様の序列みたいなことを質問されましたが・・・・・
「御免なさい分かりません」と私達「これだけでも忘れずにお帰り下さい」
如来、菩薩、明王、四天王、羅漢様沢山の仏様がいらしゃいますがこれだけはお寺を出られても
憶えてお帰り下さいませ。
このなふうだったとは思うのですが・・・・・
御影堂(江戸時代) |
像という。
日本最古の肖像彫刻といわれております。
障壁画は鑑真和上の像に奉納するために東山魁夷画伯によって十年もの歳月をかけ描かれました。
法隆寺南大門(国宝) |
法隆寺の境内入り口玄関になるこの門は入母屋造の一重門です。
1438年に再建されました。
五重塔 |
私達は閉館時間も近く残念ながら外から建物を眺めるのみとなってしまいました。
中門と回廊(国宝) |
日本最古の仁王像です。
東大門(国宝) |
ここからは東院伽藍の方になります。
夢殿(国宝) |
聖徳太子の供養の像が安置されていました。
このとき一人が真面目に「ねぇ時の下にはなんて書いてあるのときよってなーに」と聞くので二人は爆笑です(お腹が捩れるのではないかと心配なほどに)
「藤原時代でしょう」本人も「わぁ信じられなーい私馬鹿よねぇ」三人でまた大笑い・・・・
参拝券売り場のおじさんたちも「何がそんなに面白いの最高の笑顔だよ」と言って訳も分からず
そこでも笑いが起こりました。
「笑ってないでお札も見なさいよ」となんだかお知り合い同士みたいな愉快な会話のひと時でした。
このお庭は中宮寺で今赤い実の万両が咲き
つつましい感じの尼寺です。
江戸時代初期から門跡尼寺として今日に至って
います。
中学の教科書に載っていた弥勒菩薩像を修学
旅行で拝観した時の思い出があります。
こんなに目の前に本当の仏様がいるんだぁ~。
今日一日ハードな観光でしたがユネスコより世界遺産に登録されたいにしえの奈良の都を
3人仲良く訪れることが出来、車で私達を案内してくれた夫に感謝です。
夜は光善寺の居酒屋さんで4人でワイワイ盛り上がり楽しい一日でした。
13日は3人で京都へ行くこと決めました。先ずは蹴上げまで電車に乗って銀閣寺まで散策する事となりました。
琵琶湖疏水(トンネル) |
インクラインとは急勾配を動力によって船や貨物を運ぶ装置です。
明治時代のトンネルをくぐり少し歩くと立派な山門見えてきました。
東照宮(金地院) |
ありました。
江戸時代徳川家康は偉大な征夷大将軍だったのですね。
ここには徳川家康公の遺髪と持念仏が納められています。
南禅寺三門 |
歌舞伎で五右衛門の「絶景かな絶景かな・・・・・」と感動する台詞が有名ですね。
三門の楼上から |
「絶景かな・・・・」を十分に堪能できました。
水路閣 |
映画やテレビにこの場面が使われるのも納得しますね。
水路閣の上を流れる琵琶湖からの疏水、京都の疏水はすべて北の方向に流れているそうです。
銀閣寺(国宝) |
京都楼閣建築の代表寺院です。
東求堂(国宝) |
錦鏡池を中心に回遊式の庭園で波紋を表わす銀沙灘と富士山のような向月台がありました。
これらは自然の光りの反射を室内の明かりとして活かしていたのだと言われています。
ゆっくりとお喋りも楽しみながらの哲学の道を散策です、最後の金閣寺を見て遅いブランチでした。
おめんで美味しいおうどんをいただき、桜の頃に会う約束をして2人を京都駅まで送りました。
二日間の愉快な時間はここで終わりです。
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