恵那へバスツワーに行くことになりました。
たまたま人数が足りないというので誘われ15名の小型バス旅行です。
「恵那の根ノ上高原湖畔で木曽馬に乗って癒される旅」ということで参加することにしました。
一日目は「日本大正村」の観光もあり懐かしさもあって期待大・・・
名古屋に住んでいた時テレビのニュース番組で高峰三枝子さんが「大正村」の館長に就任されたと知り訪れていたので懐かしいかなぁ~。
 |
石畳の細い路地 |
1日目この路地を少し上がって行くと大正村役場があります。
 |
日本大正村役場(登録有形文化財) |
明治39年に建てられた庁舎ですが、2階木造洋館の建物はこの時代にはモダンな建築物だったのでしょうね。
和室の休憩室ではお茶もいただけのんびり出来ますが、この日はさすがにあつーい・・・
 |
黄色の彼岸花みたい? |
石畳を上がって行くと沢山の可憐な草花が咲いていますが
山野草に興味のある方もいず名前は分からず。
 |
大正ロマン館 |
白亜の建物の正面はバラ庭園になっており、周りもバラに囲まれており花の咲く頃は見事でしょう。
美しい高峰三枝子さんの銅像がそのバラを楽しんでいるかのように立っていました。
 |
旧三宅住宅 |
元禄元年(1688)に普請されたと伝えられ、近代中世の民家の特徴である鳥居建の形式が残っている建物だそうです。
囲炉裏には火が入り自在鍵に土瓶がかかっていましたが、土間のひんやりとした感触が涼しさを感じさせているのでしょうか気持ちのいいヒンヤリ感が、しかしボランチィアの方が「冬の寒さは
可なりのなものですよ」と話してみえました。
私が小学校へ通う道筋にあった郵便局や役場も今思うと同じようなモダンな建物だったのですね。
宿泊は「ホテル花更紗」リゾートホテルでプールもあったようですが私達は話しに夢中になって館内にはあまり関心もなく、ただ温泉はナトリュウム炭酸水素塩化物泉という長たらしいアルカリ性の
お湯でよく言われる「美人の湯」で肌はツルツル本当に美しくなったように思えましたが・・・
 |
窓からの風景 |
窓を開けると川の流れに鳥の声も聞こえてきます。イスに腰を下ろし外のを眺めていると癒されるのどかな風景なのでした。
 |
夕食 |
飛騨牛の一人しゃぶしゃぶは?かぼちゃのスープはおいしい!だんだんと完食は難しくなってきましたね。
2日目バスで一時間根ノ上高原湖畔に到着です。
 |
フック |
私達は説明を聞き、湖畔の道をインストラクターの言うことを全て理解している木曽馬に乗って
石ころ道や坂道を70分の外乗を楽しみました。
私が乗った木曽馬フックさん相当のおばあちゃんかな?
午後からは中津川宿の観光です。
 |
中津川宿 |
江戸と京都・大阪を結んだ中山道。その宿場町として栄えた中津川宿ですが私は日本酒好きの
お友達に「はざま酒造」の恵那山の伏流水で造るお酒を飲ませて上げたいと思っていたので早速
この酒蔵に入りお酒2本と酒かすも買って、栗の川上屋で和菓子もお買い上げしました。
 |
はざま酒造のお酒 |
夫はお土産の「淡にごり」をちょびり・ちょびりと美味しそうに飲んでいます。
 |
薬屋 |
古い薬屋さんの看板がウインドウに並んでいます、商品よりも大切な事はないと思うけれど・・・
 |
天正疏水 |
なんと家の中を疎水が流れていました。
天正4年今から412年前頃から織田家譜代の臣河尻秀隆によって疏水を通してから町並を建し
江戸時代松平氏によって完成し生活水兼防火用として現在も利用されているそうです。
最後に今から200年前の寛政年間に長崎へ遊学した藩医が覚えて帰ったものを藩の御用菓子司
「松浦軒」に伝授したものといわれているカステーラを買いました。
お盆の高速のラッシュもなく早く帰宅することが出来バスツワー体験は楽しく終了しました。
翌朝、素朴なカステーラは朝食のパン代わりにいただきました。