2013年11月5日火曜日

友達が京都観光に来ましたよー

今は静岡で一人住まいの友達が彼女のお友達と一緒に京都の庭園めぐりに1泊2日と短い観光にやって来ましから久し振りに会えることになり嬉しいです。

次の日に帰るまでの数時間を彼女の訪れたい「瑞巌山・圓光寺」へお供することになりました。
京都で待ち合わせをして市バスに乗り一乗寺下り松で下車、此処まで来たので「詩仙堂」へ
立ち寄りましょうということになりました。


お地蔵さま
なだらかな坂道を上がる途中にお地蔵さまが真新しい白い前垂れを掛けて貰っていました。
光善寺駅へ行く坂を下がった路地の所にもお地蔵さんの祠があって、きれいな赤い前垂れをしていますが色の違いは何でしょう。


詩仙堂・門「小有洞)
「詩仙堂」は寛永18年(1641)石川丈山59歳の時隠居のために建てられ90歳で亡くなるまで
ここでの生活を送っていました。
「詩仙堂」とは狩野探幽の描いた中国の36人の詩人の肖像に、各詩人の詩を丈山自らが書いて四方の壁に掲げた「詩仙の間」があり、そのように呼ばれています。

六勿銘
6つの~するなの漢詩に、左は隷書で難しい?


嘯月楼(しょうげつろう)
3階の楼閣は丈山が月を見るために作ったものだとか、さぞかし素晴しい眺めでしょう・・・

残月軒
煎茶は庶民の茶であり質素を旨とする丈山は「煎茶道」の祖ともいわれています。

詩仙の間から見る庭園

敷き詰められた白い小石に「サツキ」花の頃はきっと素晴しい事でしょうね。
白い山茶花の花びらが降り、またそこはかとはない風情を醸し出して・・・


添水(そうず)











丈山の考案したという園水を利用して音響を楽しむ添水(鹿おどしともいいます)は今も残され
ていました。


赤とんぼ
きれいに掃き清められた庭はおばあちゃんが「此のように咲き終わった花は来年より好く咲くための準備です」とご自分にあった手作りの腰掛に掛けてお世話をしている頭の上を秋も終わりだというのにアキアカネが飛んでいました。


ここから「圓光寺」までは5分ほどで行くことが出来ました。

瑞巌山・圓光寺山門
慶長6年(1601)徳川家康により開基、足利学校の学頭職の閑室元佶を招き伏見城下に圓光寺を建立、寛文7年(1667)今の地に移されました。
徳川家康の命により活字本の一つである「伏見版」の印刷事業が行われ、現在保存されている
五万個は日本で最古のもので「重要文化財」になっています。

十牛之庭
紅く色づき始めた庭に牛とも見える大きな石があって苔の緑に陽が射し美しい!!


栖龍池
水禽窟











       手洗い鉢の流水を利用し音色を楽しむ・・・
耳を近づけると私には「ピコーン・ピコーン」と
聞こえたのでした。                  


江戸時代初期に造られた庭園で洛北では最も古い池です。

鐘楼
紅く染まっていくこの緑の空間は時間芸術でしょう・・・

本殿から見る中庭

十牛之庭
まだ訪れる人も少なく静寂そのもの、散策小道から眺める景色も心を引き付けられます。
あと数週間もしたら紅葉におおわれ大勢の人を魅了することでしょうね。


時間の経つのも忘れて見とれていましたが、お腹が「グー」となり彼女の昨日の食事はお豆腐三昧
だったというので丁度イタリアンのお店が目に入りランチはここに決めました。
何と大ホーマー、美味しかったでーす。

彼女はワン公のフクちゃんの待つ静岡へ浜名湖での再会を約束し「またねぇ~」
杉苔は色とりどりの紅葉に覆われてそれは美しいそうです、また別の庭の姿を見てみたいしー
それにもう一度イタリアン・レストランも覗いてみたいなぁ~

 

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