2013年6月4日火曜日

リヒテンシュタイン展

いよいよ差し迫ってきたリヒテンシュタイン展をやっと見に行く事が出来ました。

入場チケット
リヒテンシュタイン侯爵はオーストリアの侯爵家とばかり思っていましたが、リヒテンシュタインは
スイスとオーストリアに囲まれた小豆島位の小さい国だと今日初めて知りました。

リヒテンシュタイン候の肖像 postcard
イアサント・リゴーはルイ14世の肖像画を描いて有名ですが、この肖像画もイアサント・リゴーが
1740年に描きました。
そのなんと精緻な描写に感動!!!

マルスとレア・シルヴィア postcard
ぺーテル・パウル・ルーベンス1616~17年頃の作品
日曜日に子供とテレビで見ていた「フランダースの犬」の最後のシーンは「アントワープの聖母大聖堂」のキリストの絵をみながらネロとパトラッシュが天国へ・・・
涙したシーンはいまでも忘れることはないですね。

クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像
1616年頃のルーベンスの最初の妻イザベラ・フラントとの間の長女5歳クララをルーベンスは
こよなく愛しその姿を描いた肖像画です。
クララは12歳で亡くなり、母もその3年後に亡くなったそうです。
5歳とは思えないしっかりした顔付きは母親とよく似ているといわれています。

キュウピッドとしゃぼん玉
レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レイン1634年頃の作品
「光の魔術師」と呼ばれたレンブラントの作品は「明と暗」が描かれていますが私はこのような
宗教画が特別好きです。

男の肖像 postcard
ラファエロ・サンティ1502~04年頃の作品
ルネサンス三大巨匠(レオナルド・ダ・ビンチ ミケランジェロ)の1人ですが37歳の時体調を崩し
わずか2週間ほどの闘病のすえに亡くなったのだそうです。
バチカン市国のサンピエロ大聖堂のフレスコ画は見たいと思いますが遠い・・・

マリア・デ・タシスの肖像画
アンソニー・ヴァン・ダイク1629~30年頃の作品です。
ルーベンスの優れた弟子であったヴァン・ダイクはチャールズ一世の宮廷画家として活躍しました。絢爛な装いの凛々しい19歳の女性(郵便事業で財を成したお金持ちの娘)を描いたものです。


絵画は勿論の事ですが彫刻に家具類、目にするもの全てに感心しきり(当たりまえの事ですが・・・)
英国王室に次ぐ優れたヨーロッパ美術品が個人収集されてきたそうです。
「リヒテンシュタイン公国』『バチカン市国」行ってみたいと夢見る幸せかな・・・




まだ閉門には少し時間があるので平安神宮に花菖蒲を見に行ってきました。

入園チケット
南神苑の池
草木180種類(枕草子・伊勢物語・源氏物語等に登場する)を植栽して王朝文化をしのばせる庭「平安の苑」 と呼ばれています。













花菖蒲はまだ満開には少し早いようでしたが
早咲きはちらりほらりときれいでした。

下野草(しもつけそう)
バラ科の花でとてもかわいい淡紅色の花でパチリ。

東神苑
明治末期から大正初期に造られ京都御所から移築された太平閣(橋殿)尚美館があります。
「橋殿」からはまるで一枚の絵画を見ているようで美しー!!

なに鷺?
長い間獲物を狙っているのでしょう、池を見つめていますが・・・私のほうが諦めて側を離れました。


雑煮
帰り道「大阪屋」でお雑煮をいただき生こうじを買って、居酒屋さんで鯖寿司をお土産にして
贅沢な一日を過ごし幸せな気分でしたぁー!!!!!


0 件のコメント:

コメントを投稿