2012年3月11日日曜日

城南宮の梅

城南宮の梅が見ごろですという事で行ってみました。
期待は裏切られることなく、香ただよい見事な枝に咲く花は絵画の如く圧巻でしたよ。


白川、鳥羽上皇によって平安時代に「鳥羽離宮」を造営され、熊野詣出立の地とし行き帰り750キロ淀川を天満橋まで舟で下り、中辺路を越え熊野本宮へ詣でたのだそうです。
京都御所の裏鬼門を守る神とされたことから「方除の大社」として信仰されるようになったのだそうです。また城南とは平安京の南にあることからその様に呼ばれましたとか。

拝殿
築山は城南(鳥羽)離宮の数少ない遺構のひとつで「春の山」と呼ばれています。
ここからは梅の花の美しさに見とれるばかりです・・・・・。















うっとりと酔い痴れる幸せなひと時・・・・・・。


この広い庭園には沢山の種類の椿も見ごろでした。
木の花で一番好きなのが椿の花です、と言うことで私のブログは「わびすけ」なんですよ!



「城南椿」濃く赤いつつ形の椿で私の好みの色と形です。


この椿は始めて見ました「加茂本阿弥」と言う名前が付いていましたが、この様な咲き方を椀咲き
と言うそうですが、なんとも気品があると思いませんか。
300本ほどあるそうですが今日は梅が主役です、2つの椿だけにに登場してもらいました。


昭和36年の第二室戸台風で倒れた杉の大樹をこうして保護していると権禰宜の方が教えて下さいましたが、このときの台風ではおおくの人が犠牲になったと聞きますからこうして祀られているのかなと勝手な推測をしていました。


「曲水宴」はテレビで見たことがありますが、平安時代の衣装を身に纏い歌を詠み流れくる盃の酒を
飲みなんとも優雅な宴がここでも披露されるそうです。


お薄を一服いただき一休みです。立派な赤松、黒松が池を囲み鯉も悠悠たる姿です。


「枯山水」の石庭を歩く頃には今にも雪がちらついてきそうで雲行きが怪しげに、本当に坐禅や瞑想
するには御誂え向きの空気が漂うような・・・・・


美しいものを見るとどうでしょう?心も豊かにいつの間にかスマイリング・・・・・。
いつも笑顔を絶やさないでいよう、そしてこれからも頑張っていこう!!

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