2013年2月25日月曜日

小豆島・高松の旅(二日目)

早朝に目を覚まし窓からエンジェルロードを見てみると潮が満ちてきており砂の道の通せん坊が始まっていました。

エンジェルロード
このエンジェルロードは天使の散歩道とも呼ばれ手を繋いで渡ると願い事が叶うと言う事ですから潮が満ち始めた今は足跡だけが・・・

約束の丘展望台(幸せの鐘)
瀬戸内に上がる太陽は周りの景色を最高に美しく照らし、幸せの鐘を鳴らしたカップルには忘れられないシーンとなって心に残ることでしょうね。


今日はハードスケジュールなので9時にはホテルを出発です。

横断証明書
土渕海峡
小豆島本島と前島の間にある全長約2,5kmの海峡で最も狭い所で9,93mしかなく世界で一番狭い海峡としてギネスブックに認定されています。
海峡横にある土庄町役場の観光課で「世界一狭い海峡横断証明書」を発行していただきました。


永代橋の石燈籠
昭和30年頃まで永代橋から役場までの間は深い入り江で土庄湊とよばれ多くの渡海船や漁船の
たまり場で、海上の安全を願い小豆島の花崗岩で金比羅型の燈篭を建て電灯がつくまで地元の
人達の当番によって点灯され灯台の役目をし船の安全を見守り続けてきました。


法生院のシンパク(特別天然記念物)
応神天皇が植えられたと言い伝えられているシンパクは樹齢1500年以上で根元は16mと日本で
最大の堂々とした大樹でした。
地元の人達に大切に見守られているようです。

小豆島大観音像
大阪城残石記念公園へ行く途中の丘の上に小豆島大観音像が見えてきました。
スリランカのダラダー・マリガータ寺院(佛歯寺)からお釈迦さまの犬歯が贈られ大観音像が建立されたそうですが手は蓮の花をもって受け止めるポーズがかわいらしい・・・エレベーターで上がると瀬戸内海が一望出来るみたいです。


修羅とロクロ
修羅は大石を運搬する時に乗せる木枠で、用具は重く丁場まで持って上がるのは大変だったようです。
きっと今時の人には到底出来ない力仕事でしょう・・・

小海残石群
大石には刻印と刻文が刻まれており江戸時代の小海村には6ヶ所もの丁場跡がありそれを証す
史跡です。
防波堤上には使われなかった「残念石」と呼ばれるとうふ型の大石が40個も浜の砂の中に残存しているそうです。
しぼりたて吟醸「酒翁」


森國酒造

小豆島でただ一件の「森國酒造」は135年続いた香川の酒蔵を廃業し小豆島で資材設備を
再利用して2005年に創業した酒蔵で全て手作りのおいしいお酒です。
帰ってて早速一杯いただいた夫は「おいしー」と2杯目を・・・


ここで小豆島とはお別れ高松に向けてフェリーに乗船です。
高松での予定を変更し、思ってもいなかった「金比羅詣り」をすることになったのです。

参道に並ぶみやげ物屋さん
おば様が出てきて「ここに駐車していいですよー帰りにあそこの店でお土産を買ってくれれば無料にします」と言われその言葉に乗って駐車しました。

金毘羅さんと言えば石階段ですから私も行くまでは「かご」に乗って上がりましょうと思って参宮に
来たのですが、かご代金5300円を見て歩くことの方を選択したのでした。


金比羅宮鳥居金
漁師、船員の海上交通の守り神様として信仰されており、ヨット世界一周で有名な堀江謙一さんの「モルツマーメイド号」が奉納され展示してありました。


金毘羅講燈篭
江戸時代の商人が寄進した名から「太助灯篭」とも呼ばれています。


神馬(月琴にトウカイスタント)
近頃では神社へお参りにいっても大方が像になっており、このように生きている「神馬」は随分昔に
「伊勢神宮」で見たような?


本宮まで後どれだけかしら
もう少しが・・・登りが苦手の私にはきつーいのでした。


金比羅宮本宮
一生に一度は金比羅まいりの785段を無事に本宮まで上がってこられました。
奥社までは1368段あり「こんぴら石段マラソン」を一気に駆け上がる様子をテレビで見ましたが
足が縺れそうです。

2日目は思い掛けず金比羅さん参りも出き高松の美味しいお魚もいただき無事に終了です。
        
                                                 26日につづく

0 件のコメント:

コメントを投稿