2012年11月22日木曜日

能登一週2泊3日のドライブ旅行(2日目)

今日は和倉から輪島まで海に沿ってのドライブ、いよいよ今夜は「白米千枚田」その前に20数年振りに会う人が元気な姿を見せてくれる事を願いホテルを出発です。


えんむすびビーチ





見附島(軍艦島)














空海が唐で修行され密教伝来の三杵を授けられ日本に帰国しようとした時、唐の僧侶達が
奪い返そうと海岸まで追い詰められ三杵を空高くなげ「密教有縁の所にいき我を待つべし」と
大空へ投げられました。
三杵を求めて能登沖を通られた時に見付けたのが「見附島」・・・

恋路海岸




愛しながらも死に別れた悲恋の伝説が残される海岸が「恋路海岸」とは如何してかなー?


岩に腰を下ろして波の動きに癒しのひ時・・・・









珠洲まで美しい海山道をドライブです。
雪つり
「雪つり」というと金沢の兼六公園が有名ですが、このあたりのお家の庭木にはきれいに雪つりが
されています。


彼とは市役所前で待ち合わせ心配することはなく元気そうで一安心、ランチの予約をしており
お店へ連れて行ってくれました。




レンコンが器















今まで食べた事のないような和食の創作料理で美味しくいただき、昔話しに花が咲きました。

この後彼が結婚して10年住んだ折戸町を見せたいからと言うのでそこまで行くことになりました。


ランプの宿
ここはパワースッポトとしても有名なのだそうです、また「ランプの宿」は青森の「青荷温泉」に2度
泊まっておりランプのやわらかい光が周りを包み大好きな温泉でしたが、ここはどうなのでしょう。
一度泊まってみたいですね。

明治16年イギリス人技師により設計されました

日本列島ここが中心


禄剛崎灯台(ろっこうざきとうだい)

ここは能登半島最北端で内浦と外浦の双方にまたがるため「海から昇る朝日」と「海に沈む夕日」が眺められることで有名だそうですが、もう夕日が沈んだ後で私達見ること出来ず残念でした。

木の浦海中公園
彼が結婚して10年暮し眺めていた海ですが、冬の寒さは厳しく辛かったと・・・

健康に気遣い元気で過ごすように伝え、また会える日を約束しお別れです。

「白米千枚田」へ向いますが、ポツリポツリ雨です、これ以上降らないでぇー「神さま・仏さま」
約一時間で「白米千枚田」到着、願いは叶ったのです。


あぜの灯り

あぜに20000個のLEDのイルミション
宇宙ステーションのような・・・幻想的に光り輝きます。
寒い中何時までも離れられず夫に催促されホテルへ向いました。

夕食は輪島ではおいしいお寿司と決めておりましたが、お昼にご馳走をいただきお腹と相談2人共
おそばに決定です。

やぶ蕎麦本店
お店に入ると男の子が「いらしゃいませー」と元気に応対です。
ご主人が出てみえ珍しい「日本蕎麦のあんかけ」と「にしんの煮付け」を注文しました。

男の子は4歳でおしゃべりが楽しいのか私達のテーブルへ「座っていいわよ」と言うとすんなりイスに腰掛け私が「お蕎麦好き」と尋ねると「うん」「食べる」「食べたーい」私が食べさせてあげると
「おいしーい」中からおばあちゃん登場です。
当然お叱りを受けますが私の方がフォローにまわっているのでした。

お母さんが上のお子さん(小学4年生)とサッカークラブからお帰り、私達をみて「どうしたの」
それからまたまた東京から嫁いだお嫁さんと5人でおしゃべ、輪島での楽しい思い出になりました。


                                  こうしてうれしい事ばかりの2日目はおわり


2012年11月21日水曜日

能登一周2泊3日のドライブ旅行(1日目)

朝日の「白米千枚田」の写真を見てどうしても実物をこの目で見なければと思い込み我慢出来ず
また珠洲にいる人に会いたい思いもあってドライブを楽しみながらの能登への旅となりました。

尼御前サービスエリアで一休みすることに、ここにはSAの海側に「尼御前」の像が建てられ謂れが
伝えられていました。
尼御前像
源義経主従が都から逃れ陸奥の国へ向う途中この地まで来ましたが、尼が安宅の関越えが
厳しい事を知り、主君の足手まといになる事を案じて主君の無事を念じこの岩から身を投げた
という伝説がのこっています。


尼御前岬
この岬がいつしか「尼御前岬」と呼ばれるようになったということです。

2回目休憩を「道の駅高松」でとり日本海の荒波と風を肌で感じる

日本海の大波小波
ここのSAはただ今回改装中でひっそりとしておりました。


車の中から見る日本海
千里浜なぎさだライブウエイ












8kmものドライブウエイがある海岸線は波を避けながら走行する日本でここだけの道路です。



私達も自然の中を走り爽快感100パーセント満喫です。
しかし近年浸食が進んでいるようで対策が追いついていないらしく、海岸線にお店を出してる方が
この景観がなくなっていくことは寂しいことだと話してみえました。

焼き蛤
醤油が焼ける 香ばしいかおりに誘われて一皿いただきました。

海のショップ・食堂
おばさんが1人で切り盛り、夏場は訪れる人も多いでしょうが昨日まで海が荒れいたそうで
今日はひっそりとして私達には絶好の観光日和でした。

気多大社鳥居
 両側に鳥居を支える小さな柱(稚児柱)があり、貫で本柱とつないだ鳥居で「両部鳥居」というそうです。



 
 丁度菊花展をしておりパチリ!
 古木に美しく菊の花が咲き
 いい香が周りに漂っておりまし た。





神門(重用文化財)
安土桃山時代大正12年(1580)建立・切妻造・四脚門・檜皮葺です。
「能登国一ノ宮」で後には国の天然記念物「はいらずの森」として太古の歴史を伝え北陸随一の
原生林があります。

拝殿後が本殿と続きます
江戸時代承応2年(1653)入母屋造妻入・檜皮葺
加賀藩3代目藩主前田利常により再建されました。
この辺りは気が満ちており、この時も若い女性2人が「縁結びおはらい」をしてましたよ・・・・・

むすび松
なんとまぁー面白いどんな風に結ばれたのでしょうか?

能登島大橋
ツインブリィジ能登



能登島へ渡ってみました。
誰もいないのかしらと思うほどに人には会いません。


空想にふける空間のような
飛行場のような面白いガラス館日本で唯一の公立のガラス美術館でした。

能登島ガラス工房


蔦が美しい




とても懐かしい感じのする工房だなぁーと思ったら、もと小学校の校舎だったので納得です。

橋を戻り今夜のお宿「加賀屋」へ行くことにしましょう。

加賀屋
冷酒のナップキンが見事

加賀友禅





久し振りに「日本旅館」らしい宿に泊まり、おいしい食事に心の行き届いた接待を受け
いい気持ちにさせていただけました。










歌劇団トップスター

加賀屋シアターパンフレット


















加賀屋にはシアターがあり歌劇団の華やかなショーを楽しむことが出来ました。

今日は雨模様の天気予報にも係わらず、雨にも遭わずなんとラッキな旅の一日が無事終わり
ました。


2012年11月17日土曜日

お稽古仲間9名奈良・京都を楽しむ!!(11月17~19日)

17日」より3日間の予定で東京で15年余りお稽古を一緒にしていた人たちが、鬼怒川温泉で
楽しんでいた紅葉を今年は奈良・京都の旅を楽しむ事になり私も参加です。
17日近鉄奈良駅で待ち合わせ観光バスで東大寺・春日大社・興福寺を回るルートです。
天気予報はピタリまるで台風のような日です。

東大寺金堂・東大寺ミュージアム入場チケット

大仏殿(金堂)
「東大寺」は奈良時代聖武天皇によって建立されましたが戦火などで荒廃し江戸幕府のもと再建
されました。


盧舎那大仏
露座の大仏さまも大仏殿が再建され一安心された事でしょう。

鹿もこの雨が恨めしい
鹿もこのお天気では「鹿せんべい」も貰えず、かわいそうに頭をさげお辞儀をするばかりです。


春日大社へは先生の足の具合も考え「バスに残りましうょ」と話していると4人が「私達もー」とバスへ戻り四方山話に花が咲きました。

今日の最後の観光は「興福寺」、雨の中ガイドさんも大変ですが説明を聞いて回る私達も寒さが
身に堪える・・・


興福寺国宝館拝観券
「国宝館」名前の通り和銅3年(710)平城遷都に創建され1300年の歴史を伝える国宝の仏像等が間近くで拝見出来るようになっており、このシーズンが終わると仏さまと共に静かにのんびり過ごす時間が出来ますでしょう。

奈良駅で彼女達はホテルへ私は「柿の葉すし」を買って我が家へと帰ります。


18日」は皆さん観光タクシーを利用しての京都観光なので、私は1日明け久し振りの大掃除に
あてる事に夕方買い物に出かけると電話があり「ホテルへ泊まりに来てよ!」と求められれ急きょ近くの商店でパジャマを買ってお泊りです。

京阪3条駅でタクシーに乗り行き先「ホテル本能寺」を告げるも運転手さんが場所が分からず夫に
電話番号を聞きカーナビに入れると何と目と鼻の先にありました。
運転手さん「知らなかった私のミスですので料金は頂けません」と仰しゃったのですが
もちろんお支払いしましたよ。
運転手さんのちょっといいお話でした。

ホテルの「ゆば料理」を美味しくいただき年一度の1泊「浴衣ざらい」の思い出に浸り楽しいお泊りになりました。


19日」今日は「二条城・伏見」へのコースになります。
二条城入場券
「二条城」は1603年徳川家康の上洛時の宿所として造営されましたが
1867年15代将軍徳川慶喜の大政奉還により将軍を返上、二条城は朝廷に移りました。

二の丸御殿「国宝」
武家風書院造6棟からなり33部屋それぞれの部屋の目的により障壁画が狩野派によって描かれており豪華です。

昭和14年(1939)二条離宮となった離宮を宮内庁から京都市に賜り、現在本格修理に必要な資金を「世界遺産・二条城一口城主募金」募っていました。
お友達は記念のバッチを買って心ばかりの気持のしるし。



京阪「中書島駅」へ先ず酒蔵見物することになりました。

月桂冠大倉酒ミュジアム入館チケット
白壁土蔵の記念館で日本酒の歴史を見て回り、おためしコーナーで一口試飲お土産に宅配便で
ご家族へのおみやげです。
好物のお酒のキャラメルとワインをお友達からプレゼンです「サンキュー!!」


宇治川派流
この後十石舟に乗り川辺の風情を楽しみながら水面をすすみます。
隅田川にも屋形船がありますが周りの景色が違いますから皆さん「癒されるわぁ~」と感激です。

「キザクラカッパカントリー」のランチタイムに間に合わず残念でした。
京都駅に戻り皆さん荷物を受け取りここで春に教室を訪れる事を約束してお別れです。
3日間私も楽しみました誘って下さり「ありがとう!」
「お元気できっと来年もお会いしましょうね!!」

                                    3日間のお付き合いはここで終り


2012年11月15日木曜日

醍醐寺のもみじ

今日は年に数回しか会えないお友人と約束していた日、会ってからその日のスケジュールを
決める私達は彼女の希望で豊臣秀吉の「醍醐の花見」で有名な「醍醐寺」へ紅葉を見に行くことになり、私は連日の「もみじ三昧」となりました。

醍醐寺入場チケット
西大門(仁王門)への参道
「桜の馬場」と呼ばれる両側は今正に桜もみじの並木道になっており秋の深まりを感じるのでした。

唐門(国宝)
 総門を入ると「三宝院」があり1598年豊臣秀吉により再建されたもので唐門は桐紋に左右には
菊花紋があり、さすがです金色に配されておりました。

本堂への参道
「仁王門」を入るともみじはまだ緑一色です。2人で「がっかりー!」と案内の方が「弁天堂」は
とても「美しいから楽しんできて下さいね」と教えて下さいました。

金堂(国宝)



 
  豊臣秀吉の命によって紀州湯浅から移築され平安時代の
  様式を残すお堂です。

  中年の男の方が般若心経を唱えてみえましたが・・・。
  





五重塔(国宝)
醍醐天皇の菩提を弔うために15年の歳月をかけ天暦五年(951に建立された「醍醐寺」で最も
古い建造物です。
塔は青葉の茂る木々にあり、それはまた重々しく立派です。

日月門

大伝法院への参道
醍醐天皇の一千年忌を記念して1930年寄贈によって建造されたもの全てを総称して
「大伝法院」といいます。

ここは林泉と呼ばれています
弁天堂にかかる橋
「弁天堂」には弁財天さまが祀られおりリズム感のない私は音楽の女神さまに特別のお願いを・・・


観音堂を見る

池に映えるもにじ
緑色に見える池の水は側で見ると透明ですが、如何してでしょうかしら?

観音堂から見る

池の辺に伽藍お休み処「壽庵」があり窓の外の美しいもみじもご馳走にお昼をいただきました。

ゆば御膳

お部屋からの眺め

















お友達と目もお食事も「おいしいわねぇ~」と至福のひとときを過ごす事ができました。
美しい何かに心を動かせられる瞬間もまたうれし・・・。


来年の春の訪れる頃に会う約束をして彼女とお別れ、甘党の夫のお土産に「五大力膳哉」を買って
帰りました。