2017年7月26日水曜日

日本の絶景・鳥海山と月山の自然の楽園3日間(7月24日~26日)

朝日の昇るとともに目が覚め今日もトレッキングには持って来いの天気のようです。

ホテルの部屋から朝日を拝む
今日は7時にホテルを出発するためフロントへ自宅への宅配便お願いし、朝食をとって「月山弥陀ヶ原湿原」へ慌ただしい出発です。

月山案内板
「月山弥陀ヶ原湿原」は月山の八合目にあり約2kmの木道をガイドさんの説明を聞きながらゆっくりと散策です。

弥陀ヶ原湿原と遠くに見える月山(遠くに雪渓が見られます)
幾度も爆発を繰り返し出来たのが今の月山
爆発によって多量の岩くずが弥陀ヶ原一帯(1400~1500mの高さ)に積もりゆるやかな平地となり植物が命の芽をふき緑の草原に変わったのです
日本百名山・花の百名山にも選定されています。

池糖
宝石を散りばめたように点在する池を「池糖」といい泥炭地帯(高冷地のため枯れ草が腐ることなく何万年と積み重なったもの)に出来る特殊な池で形はさまざまで趣があります。

イモリ
イモリも夏の日射しを浴びにお出ましです







      



激しい風のため風下の方が波に削られていきますが、この池は前方に木々が茂り風よけになってこのように面白い形になったと聞きました(年々姿が変わっていくそうです)

天山本宮
月山口の宮御田ヶ原参龍所の鳥居から遠くに月山が見えます。


花が咲き乱れる広大な湿原を想像していたのですが、少々残念なことにはなりましたが
広々とした緑と池に映る空はそれは天空そのもの感動!!

植物も鏤めたように見られましたが、花の名前も覚えられず・・・
ニッコウキスゲ・ミヤマシシウド
トキソウ
チングルマ
チングルマの花が咲き終わり綿毛なっていきます
ミツガシワ
月山弥陀ヶ原湿原一面に咲くキンコウカ
手を伸ばせそこにか空が・・・
「月山弥陀ヶ原湿原」の天空の散歩は清々しく身も心もリフレッシュしてくれました。

午後10時前帰宅「疲れたぁ~」やっぱり東北は遠い感がしまーす。
                         
                            3日目おわり

2017年7月25日火曜日

日本海の絶景・鳥海山と月山の自然の楽園3日間(7月24日~26日)

2日目の朝は昨日と打って変って「ハイキング日和かな」
ホテルから鳥海山が朝日の昇る雲の間に顔を出しています。

ホテルの部屋から見る鳥海山
朝7時半鳥海山麓にある「丸山様」に向かって出発です、予備知識もなかったので楽しみにしておりました・・・
だだちゃ豆畑から見える鳥海山
幾度となく噴火活動を繰り返してきた鳥海山は2236mあり、出羽富士とも呼ばれ
日本百名山・日本百景の一つで国史跡「鳥海山」として指定されました。

丸山様に行く途中に牛渡川という鳥海山の湧水を集め流れる小さな川があり、秋には鮭の遡上も見られるそうです。

美しいやまゆり
バイカモ
牛渡川

美しく澄んだ川にしか生息しないかれんな白い花バイカモを見つけうれしい!!!

少しの間原生林を歩いていくと神秘的な「丸池様」が現れます。

丸池様
鳥海山の伏流水を水源とした「丸池様」は伏流水が絶えず循環しているために沈んだ木が朽ちることなくまるで龍のごとく池底にひそんでいます。

丸池神社
「後三年の役」で武将が敵に目を射抜かれ、その敵を探し求め討ち取った後この池で目を洗ったとか、以来この池の魚は敬意を表し片目になったと言われております
「丸池様」なる信仰の対象となっており決して魚など取ってはいけませんと、たて看板には記されていました。
縄文時代から水にまつわる信仰文化が残っているのだとか
このような原生林を社叢(しゃそう)と言うそうで天然記念物に指定されています。
「丸池様」には強く心が引かれました、もう一度訪れて「神秘の空間」を体験してみたいものです。

今回の私たちのメインであるハイキングコース「獅子ヶ鼻湿原」へとやってきました。

ブナの原生林

森林浴を楽しみながら










ガイドさんの後について自然休養林に指定されたブナの原生林を散策です。

出つぼ(湧水池)
赤川に掛かる小さなつり橋を渡って進むと「出つぼ」別名「熊の水のみ場」があり
この周辺から湧き出た水は26ヘクタールの湿原を形成しています。
「マリモ」といえば阿寒湖ですが、ガイドさんがここにも「マリモ」がありますが分かりますか?「見えませーん」

赤とんぼも逃ずに休息中
鳥海まりも













酸性水のため緑のコケのついた岩のような固まりが生育し「鳥海マリモ」になるのだそう
です。

森の王様「あがりこ大王」
樹齢300百年の大きく枝を広げた姿は威風堂々として「森の王様」にふさわしい姿です
江戸末期から昭和の時代まで続いた炭焼きのために伐採した枝が芽を出し成長し独特な
樹形を成したと言われています。

古い炭炊釜
森には崩れた多くの炭焼き窯が残っていました。

ブナの叫び?
120分ガイドさんが付いて森の説明をされるのですが、聞き取り難いのが残念でした
ぶなの森には癒され、澄みきったて空気に心身ともに爽やか気分に浸されてなんて幸せなことでしょう!!

美しい光景にパチリ・パチリ知らない間にバッテリーが0、感動の「元滝伏流水」と
「鉾立」の写真が残せずに大失敗でした。

今日は心も身体もリフレッシュぐっすりとお休み♪♪♪

                              2日目おわり

2017年7月24日月曜日

日本海の絶景・鳥海山と月山の自然の楽園3日間(7月24日~26日)

友達と「東北に行ってみたいわねぇ!」と話していたところにツアー会社から「ハイク入門コース」のパンフィレットが届いたから「チャンスだと思わない・・・」ということになり初めての「あるくツアー」に参加することに決めたのですが、ツアー会社からの
「ハイキングの心構え」なるパンフレットを読んで少々怖気付き、彼女も同じ思いでツアー会社に装備について聞いてみると「大げさに考えない楽しんで下さい」という事で
先ずは一安心です。

8:10京都駅から「特急サンダバード」に乗車し金沢駅から「はくたか」に乗り換え上越妙高駅着11:58そこからはバスで「笹川流れ」に向かいますが乗ってびっくり!
年齢がちょいと高そう・・・
心配したのは何だったのと二人でクスクスです。

JR上越妙高駅
途中から突然の豪雨でバスのフロントガラスを叩き付けるような雨に観光船も出ないようで残念ながら日本海の絶景を見ることも出来ず今回の二泊予定の酒田のホテルへ直行です
美味しい会席膳をいただいて、明日に備えて休みまーす。

                             1日目おわり    

2017年7月21日金曜日

珍しい花(竜舌蘭)

いつもお友達を村野へ送る途中に「香里ヶ丘医療センター」の玄関前の庭を抜けて送って行くのですが、その庭に大きなサボテンのような植物があり一本の竹のように日々大きくなっていくので私達は「何か実でもなるのかしらね?」と話していたのですが、
今日は大勢の人が上を眺め写真を撮っているではありませんか。

竜舌蘭(リュウゼツラン)
私も車を降り写真を撮ってきましたが70mほどの高さに黄色の花をつけており「リュウゼツラン」と言う珍しい花だそうです。

リュウゼツランの花
メキシコなど熱帯に自生する植物で、約60年に一度開花した後は枯れる一回結実性の
植物です。
なかなか見ることの出来ない花に出会えてとてもラッキーでした。
きっと嬉しい事がありそうな予感が・・・

2017年6月6日火曜日

平安神宮神苑[泰平閣]

恒例の春と秋のシーズンにお弁当を持って遠足気分で出かけるの私達のお楽しみ、今回は彼女の希望で「平安神宮の泰平閣」へ行くことになりました。
京阪電車神宮丸太町駅からのんびりと疎水に沿って「疎水のこみち」をぶらぶらと気ままに歩いて行きます。

夷川ダムと発電所
今日も小径で銅線を使って「小物」を作っているお爺さんが男の人と楽しそうに会話を
楽しんでいます、私も以前に立ち寄って蓋付き小物を買ったのですが変色し磨くのが手間なのですが手がこんだ作品で気に入っています。
お爺さんは道行く人にも「気を付けて行ってきなぁーね」と気遣いをされるのでした。

カルガモの親子
疎水の流れを見ながら少しでも軽くするのに早弁することにします。
そこに「グァーグァー」鳴き声が聞こえてきます、見るとお母さんカモの後を追って
泳いでやってくる愛らしいカルガモ親子達です。

少し歩いていくと左に「應天門」が見えてきました。

應天門(重要文化財)
「應天門」は平安遷都1100年にあたる明治28年(1895)往年の様式を復元し平安神宮の「神門」として建築された。
奥に見える「外拝殿(大極殿)」も明治28年に創建されました。
1100年祭を祝う行事として始められたのが「時代祭」だそうで、10月22日には
毎年行事われています。

蒼龍桜(重要文化財)
拝殿の東にあり朱色と緑の屋根が美しい楼閣です。

「泰平閣」は日本庭園の中にありチケットを買って入ります。

平安神宮神宮苑入場券
日本庭園の「平安神宮神宮苑」は明治28年七代目小川治兵衛が20年かけて造った作庭で国の名勝に指定され池泉回遊式庭園とも呼ばれています。

西神苑・白虎池
















西神苑・白虎池には日本古来の品種のハナショウブが「きれい~」
あざやかな色合いで目を楽しませてくれました。

中神苑・蒼龍池
飛び石は天正17年豊臣秀吉が京都3条・5条大橋を造営した時の石柱が並べられたもので「臥龍橋」と呼ばれています。

東神苑・栖鳳池
尚美館(貴賓館)大正元年に京都御所から移築されたもので、「細雪」に登場する枝垂桜の名所としても知られています
ここでは演奏会なども催され私も以前「宗次郎オカリナコンサート」に行ったことがありますが、この広い庭園で奏でられる音色は心に残る幻想的な世界です。

栖鳳池・泰平閣
泰平閣(橋殿)
太平閣も大正元年に京都御所から移築された建物です。
橋の内側は長いーベンチになっており座って「ボャー」美しい風景に時の経つのも忘れ
日が西に傾きかけてきましたところで帰ることにしました。
来年の春には元気でまた会いましょう!!



2017年5月16日火曜日

近江八幡水郷めぐり

近江八幡の「水郷めぐり」は随分前に一度行ったことがあり「うな重」の美味しかった事葦の中を手こぎの舟に乗って自然を満喫した思い出を求めて行きました。

近江富士(三上山)
「富士」と名の付く山は日本全国にどれ位あるのでしょうか?

舟乗り場に11時半に着き直ぐに乗れるものと思って行ったのですが、バスの観光客で
いっぱい「定期船の出る2時頃にまた来て下さい」と係の人に言われ、曇り空に雨の降らないことを願ってまずランチを済ませることにしました。

やまとく
記憶を辿ってお店を探しここ「やまとく」へたどり着きましたが、お店は改装していて私達の思っていたのとすっかり様子が変わっており分からないのも納得です。

うな重
女将さんが「しばらく時間がかかりますがよろしいでしょうか」本当に30分は待ったと思いますがパリパリ皮の少し甘めのウナギは美味しく満足でした。

クレマチス
「テッセン」とばかり思っていたお花ですが、お友達からこれは「クレマチス」の花よと
教わったお花が美しく咲き誇っていました。

乗船券
定期船に乗る人は6人だけ今にも雨が降って来そうな曇り空のなか出発でーす。

水郷をゆらりゆらゆら
西の湖(時代劇の撮影に使われる橋)













船頭さんが葦群は個人の土地所有者がいて冬には
舟を出す日も少ないので、あし原の刈り取りの手伝いをするのだと言ってみえました。

西の湖


あし原












今にも雨が降ってきそうな空模様になってきましたが、織田信長や豊臣秀次も楽しんだと言われる「舟あそび」を真似たのが水郷めぐりの始まりだとか、私達の舟はよしきりの鳴き声や櫓を漕ぐリズムカルな音を聞き、ヨシの間をゆっくりと進み癒される~

80分の癒やしの時はとても短く感じられましたが、風のなかった今日は船頭さんもゆっくりとサービスタイムを取ってくださったようです。

日牟禮八幡宮拝殿


日牟禮八幡宮楼門















「日牟禮八幡宮」は創建131年と伝承され、寛弘2年(1006)に山麓に建立し「下の社」と名付けられこれが今の拝殿です。
古くから近江商人の信仰を集めていたと言われます。

京街道・近江商人屋敷
江戸末期から明治にかけて建てられた家々には、防火用の壁がある「うだつ」を上げています。
「見こしの松」は壁際に外から見えるように植えられた松のことだそうでどこの屋敷も
きれいに手入れされていました。

白壁の土蔵
堀川沿いの白壁の土蔵は当時の近江商人の繁栄を物語っているようで立派な藏です。

八幡堀
掘割は天生13年(1585)豊臣秀次が八幡城を築城と同時に構築し八幡の城下町と琵琶湖を
結ぶ大運河であり船の往来で大層なにぎわったと言います。
今は「八幡堀めぐり」で船に乗り趣のある風景を楽しめます。

疲れたので「たねや」で一休みです。

たねや日牟禮八幡宮店
たねやの前には大きな「エノキ」が神木としておまつりされています
たこ焼きのような「つぶら餅」と「つぶら餅入りぜんざい」で疲れた体を再生です
小豆茶と一緒にいただき元気出して帰りました。

ポン菓子
「ぽん菓子」のおじさんにポン菓子を買って話をしていると「写真を取ってポン菓子の
宣伝しておくれ」と頼まれいた事を忘れるところでした
もし近江八幡へ言った折には買って上げて下さいね。

今日も一日元気に大いに楽しみ無事帰宅です。