2014年1月13日月曜日

泉山七福神めぐり

今日は冷えるとの天気予報にそれ程でもなく、一年間無事に過ごせた感謝を込めて笹飾りを納めに行くことにしました。
泉涌寺の七福神めぐりは今年で3回目、お友達も加わって夫と3人で巡ることとなりました。

即成院
第一番は即成院で福禄寿さまです、ここで福笹をいただき巡拝します。

即成院
福禄寿さまは短身、長頭に髭を蓄えお経を結んだ杖を持ち鶴を従え寿老人とも呼ばれ(幸福)
(生活と経済の安全)寿(健康で長寿)と3つの願が叶う神さまといわれ第一番から幸せ到来・・・

那須与一の碑
那須与一は屋島の戦いで扇の的を射ち落とし、弓の名手として名をあげました。
その後与一は京都に戻り、出家し「源平の戦い」で亡くなった人の菩提を弔い阿弥陀さまの前で
亡くなったと伝えられています。
もちろん私達はラッキー7に入るようにと「願いは的へ」の福笹飾りを求めましたが・・・


第2番は戒光寺の弁財天さまです。

戒光寺
弁財天さまはただ一人の紅一点の神さまで知恵・技芸・福徳を有する神さまです。
秘仏とされておりますがこの日は参拝することが出来ます。
福笹飾りは弁財天さんの絵馬にしました。

あずき粥
境内では沢山の人達が、1年間の邪気を払い万病を除くと伝えられている「あずき粥」をいただいており、私達もありがたくお相伴にあずかりました。
「ふうふうすると福が飛んでいってしまいます、ふかずにゆっくり召し上がってくださいね!」と親切な
お言葉がありましたよ。


第三番は観音寺の恵比寿さまです。

観音寺
恵比寿さまは七福神の中で唯一日本生まれの福の神さまなのです。
関西では「えべっさん」といって親しまれており「十日えびす」は有名ですよね。
福笹飾りは立派な鯛にしました。


第四番は来迎院の布袋さまです。

来迎院
布袋さまは中国に実在した人で布袋和尚と呼ばれ、親しまれた禅僧で予知能力があって占いは
必ず当たといわれておりました。
背負っている大きな袋は「かんにん袋」というそうです、予知と金運の神さまで私達もご利益に与る
よう大福帳を求めました。

第5番は雲龍院の大黒天さまです。

雲龍院
大黒天さまは台所の守護神です。
大黒柱は家の中心の柱を指しその柱は台所にも接しており一家の大切な人をいうのでしょう。
今年も赤い頭巾の小さい大黒さんがニコニコ顔で福を撒いており、こちらも釣られて笑顔になって
「ご苦労さま」と声を掛けると照れるかわいい大黒さまなのでした。
七宝の袋を背負う大黒天さんを福笹飾りに着けました。


第六番は非田院の毘沙門天さまです。

非田院
毘沙門天さまは財宝をもたらし、心に勇気と決断を与えて物心ともどもの福徳を施す神さまです。
今年はトラの張子の吉兆を頑張って飾りに着けて貰いましたが・・・

第7番は法音院の寿老人さまです。


法音院
寿老人さまは長ーい頭に白髪の老人、老子が天に昇ったといわれる仙人で、長寿の神さまといわれます。
「元気なお年寄りだわねぇ~」と皆さんに言ってもらえる老後を願って吉兆は金の小槌にしました。

七福人めぐり案内書
番外の「新善光寺」では今年も幼稚園児のお母さん方の作る美味しいおぜんざいもいただき、
お友達も始めての七福神巡りを楽しんだようでお誘いしてよかったです。


福笹飾り
お菓子
おきあがりこぼしのお菓子を2つ自分達のお土産に買って帰りデザートにいただきました。
おいしかったでーす。



今年も元気にスタート出来たことはうれしい事で、神さまにも感謝して2014年も頑張ろうー!!

2014年1月1日水曜日

2014年1月1日

今年も元気に成田山新勝寺へ年越し詣りに行ってきました。
深川のお不動さんに年越し詣りを始めてから15年になり今回は密かに初詣にしたいなぁーと
考えていたのですが娘の「暖かい除夜でしょう!」の一言でPM11家を出ることになりました。

成田山大阪別院
大阪方面からの「鬼門」に当たる香里の地に守護神として本山成田山の不動明王の分霊を
おまつりする大阪別院として昭和9年(1934)に創建されたのだそうです。
思い起こせば豊中からこの地に移ろうかと考えていた時に、お年寄りが「鬼門に当たるからよく考えなさいよ」と言われた事がありましたが、回りまわってやはりここが好きで暮すことになり
お不動さんは私達の守り神となりました。

参道の夜店
暖かい大晦日の夜は大勢の人で参道は身動きできないほどに込み合っていました。

お堂
ほら貝が聞こえてきました「新年おめでとう!!」
一年の」無事を感謝し、また恙無い新しい年であることを祈願しました。
僧正の鳴らす鈴に太鼓の音に僧侶の読経、この暫しの時が大好きなのです。

破魔矢
一年の幸運を討ち打ち止める矢です、どうぞ吹矢にも効力をお願いしまーす。

お札と破魔矢をいただいて3人晴れ晴れ帰宅しました。

新年の飾りを写してみました。

玄関の注連飾り
なかなか思うように作れずやきもきしましたが、新しい年を迎える気持ちだけは100%注ぎ込んだ
注連飾りになりました。

干支の午とお鏡

可愛いでしょう!

















お友達の作品の干支の午さん一目で好きになって購入しました。

松飾
注連飾りが作れないで困ってそれでは松飾にしましょと思い立ち、お友達に松と梅を下さいと
お願いしておいたのですが、このように素敵な飾りを作って下さったので玄関の飾りにさせていただきました。 

「一年の計は元旦にあり」は毛利元就の言葉から由来するそうですが、厳しい戦国時代に正月の席で家臣に対し「何事も始めが肝心だ」と戒めの言葉だったとか、私も「一年のを計・・・」



久し振りの親子3人で御節の出来が如何の斯うの・・・デザートの生菓子は美味しいなぁ~ワイワイ
ガヤガヤ変哲もない楽しい新年の始まりでした。