2024年5月5日日曜日

乙訓寺 (2024 ・5・5)

  今日はまるで梅雨のような長雨の日々に久しぶりの晴れ間😄
長岡京市にある大慈山乙訓寺の「十一面観音立像」が重要文化財に指定され、特別開帳されていることを知り仏様を拝ませていただきに行ってきました。

特別公開パンフレット

乙訓寺は京都最古とされる広隆寺(607年創建)と同時期に創建されました

乙訓寺山門(江戸時代の建立)

乙訓寺は推古天皇の刺願を受けた聖徳太子が開いたと伝わっている
真言宗豊山派の寺院で空海が別当として入り、乙訓寺を修造されました
最澄が乙訓寺の空海のもとに立ち寄り教えを受けたと記録に残っているそうです

本堂(江戸時代の建立)
御本尊は八幡神と弘法大使の像が合体したという合体太師像がおまつりされています
空海が嵯峨天皇に境内に実っている柑子(ミカン)に漢詩を添えて献上したと伝わって
います  
今も大きな柑子の木がありました

石灯篭

元禄8年花崗岩で作られた立派な春日灯籠で、京都町奉行松前嘉広が乙訓寺に寄進されました  

鐘楼
元禄9年(1696)に精海三条釜座の信州大掾原國次によって建造されましたが、
戦時に金属製品は鐘から鍋、釜まで差し出すことにより、乙訓寺の鐘も供出されています
41年に再刻されたそうです。

令和5年6月に国の重要文化財に指定され「乙訓寺 木造十一面観音立像」は思った通りの
慈悲深い仏様でした
合掌。

今も「今里の弘法さん」と親しまれ、「牡丹のお寺」としても多くの人が訪れるそうで
来年私達夫婦も美しいぼたんの花を見に行きましょう!!

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