2015年1月12日月曜日

泉山七福神めぐり

今年も成人式の今日(1月12日)江戸時代から庶民の間に広まった信仰といわれる「七福神めぐり」に私達も7つの災難が除かれ7つの幸福が授かるよう福を願いながら「泉山七福神めぐり」を
枚方に移り住んで4度目の詣をすることが出来ました。

御寺 泉涌寺総門
「御寺泉涌寺」の7つの塔頭を回って詣でそれぞれの吉兆をいただきます。

即成院 (福禄寿)
福禄寿は南極星の精で幸福・高禄・長寿の三徳をあたえられた神さまです。
福笹をいただき今年の干支「ひつじの絵馬」を飾ります。
「願いがかなう的」の吉兆を結び、私達2人の趣味の吹矢でも的に的中しますようにとお願いを込めましたが実力以上には・・・

戒光寺 (弁財天)
弁財天七福神の中で唯一の女の神さまです。
「融通弁財天」は伝教大師最澄作といわれ11月3日の弁財天大際と七福神巡り当日しか開帳されない秘仏ということです。
言語や音楽の神さまとして尊信されていますが「融通弁財天」は融通をきかせていかなる願いも
成就させるといわれている神さまです。
福笹には「福集めの箕」に小判入りを付けていただきザックザク・・・

観音寺 (恵比寿さま)
恵比寿神日本古来の神さま。
知恵を働かせて体に汗して労働に従事していれば必ず恵比寿さまは福財を授けてくれるという
庶民救済の神さまなのです。
古くから漁業の神さまであり「鯛」の吉兆を笹に結んでいただき、これで食には困らないでしょう。

来迎院 (布袋尊)
布袋尊中国唐の時代に実在し太鼓腹に「堪忍袋」といわれる大きな袋を背負い、ふくよかな
笑顔は人々に知恵と円満な暮らを与え、ほてい和尚と呼ばれ尊ばれたといわれております。
福笹には縁起いい「鶴亀」にしました。

雲龍寺 (大黒天)
大黒天インドの暗黒の神はもともと軍神でしたが、右手に打ち出の小槌を持ち「大きな袋を肩にかけ・・・」と童謡にも歌われるようにいつしかに日本の大黒さまは福の神となったようです。
「雲龍寺」の大黒天は「走り大黒さま」といって女性の間で願掛けする人が増えているようです。
今年も小坊主さん(高校生)に吉兆を授けてもらいたかったのですが、折あしく外していたので会えずガッカリでした。
5番札は大黒さま其の物の「大黒天さま」吉兆を求めました。


悲田院 (毘沙門天)
毘沙門天インドの神さまで仏教4天王の一尊の武神です。
多聞天ともいわれており毘沙門天を信仰すると10種類の福を得るとされるそうです。
今年も福笹には「厄除け虎」でトラ頼みします。

法音院 (寿老人)
寿老人中国の老子が天に昇ってなったという仙人の姿です。
1500年の長寿の鹿(玄鹿)を従えて人々の難を払う扇を持って人々の健康と長寿の神さまです。
7番札には七転び八起き「だるま」を吉兆にしました。

京都 泉山七福神めぐり福笹
今年は掛替えのない大切な一人が増えて4人のための「七福神めぐり」は何時になくうれしく、
手を合わせるにも豊かな清清しい心持ちになり感謝でいっぱーいになりました。


笹屋伊織のおきあがりこぼし
だるまさんは7転び八起きの縁起のいいお菓子で毎年「即成院」の門前でお店を出しているので
帰っていただくのが楽しみの一つです。
夕食後デザートにいい年を願って美味しくいただきましたぁ~
                                                  

2015年1月11日日曜日

日展

今日は気持ちのいいお天気に恵まれ絶好の外出日和です、知人の奥様が日展に「書」で入選
出品されていると聞き京都市美術館に夫と出かけることにしました。

京都市美術館玄関前 日展ポスター
日展入場券
日展では不正なな審査が行われていたと紙面などに出ておりましたが、今回は出直し展ということで「改組 新 第一回日展」となって5つの部門の作品が展示されておりました。
知人の作品は残念ですが京都には展示されておらず、直接見せていただくことは出来ませんでしたが作品集カタログで入選作品が掲載されており拝見させていただくことが出来ました。
「書」が生きがい方ですからきっと今までの熱意が報われて、ますます「書」の世界にのめり込まれることでしょうね。


平安神宮門前では京都市消防局の出初式の演習を行うようで、パレードやら消防音楽隊による
演奏をしておりいい機会なので見学することにしました。

京都市消防出初式パンフレット



平安神宮 大鳥居



















パンプレットは日本画家由理本出(ゆりもといずる)さんの「未」です。
とても気に入って切り抜き部屋に飾ってほのぼのしています。


消防音楽隊
「出初式」は1657年江戸を襲った大火災(明暦の大火)に時の老中稲葉伊予正則が2年後の
1月4日「定火消」を率いて上野東照宮で出初を行った事が由来しているそうです。


救助ヘリコブター
ヘリコブターが飛来「みやこめっせ」の屋上の被災者を救助するとアナウンスがあるも遠すぎてよく分からない。


消防車一斉放水
みるみるハシゴが伸びて30mの高さに消防士はするすると軽業師の如くに・・・
人々に火災予防の意識を高める一翼を担うショーのようでした。

大型タンクローリーのような水槽車からの消火放水に、我が家もバケツに「水」を入れて災害予防をしておかなければと強い意識を持って帰ってきました。