2014年7月21日月曜日

万博記念公園早朝観蓮会&象鼻杯

蓮の葉で飲むお酒はどんなお味かな・・・
ここ二年ほどなかなか機会もなく残念な思いをしていましたが、今朝チャンスは薄いかもしれないけれど「万博公園の蓮池へ行うってみよう・・・」と思い立ち6時少し前に出かけました。

万博記念公園・日本庭園チケット
「1970年のコンニチワー」の歌に溢れんばかりの日本中エネルギーの塊のような活気ある時代を思い起こさせる「太陽の塔」を私は大好きです。

早朝の蓮
6時半に公園門の前で少しでも早く行きたい私は先に降り「入場券」を買って夫を手招きしていると係のおじさんが「そんなに急かせないで転けたら大変でしょう・・・それにまだ象鼻杯はしていますからゆっくりどーぞ」とたしなめられ年寄り組み入れられた事を実感させられたのした。

象鼻杯


茎の空気孔

飲む時の茎の形が象の鼻に似ているところから「象鼻杯」と呼ばれているようです。
古代中国からはじまり「不老長寿」と夏の暑さを凌ぐ「暑気払い」になるそうです。
夫は運転手で残念です!お茶でグーイと飲むつもりが「まだ届かないよー」「頑張って吸ってー」と女の子に応援してもらっていました。
私は蓮酒をいただいておりますが、思い切って吸い込むと一気に美酒が口の中にドー
ウァー苦しい・・・でも美味しいよ~
お蔭さまで今年の夏も元気に乗り切れる事と信じて疑いません。

咲きはじめ
葉っぱにまん丸の水滴がキラキラと宝石のように輝いています。
係りの方に咲く時の「ポン!」を聞いた事がありますかとお尋ねすると「朝静かな5時頃に来まが、まだ一度も聞いた事がありませんですよ」とのことでした真実は如何にぞや・・・

2日目位かな?
蓮の花は早朝に咲き昼頃閉じてと3日間ほど繰り返し咲き4日目には散るそうです。

花托(花が散った後にできる)
花托の皮の中に白い蓮の実が入っていてドングリに似た形をしており生薬として滋養強壮薬等に用いられる。

朝粥定食

粥の中に蓮の実





蓮池の側に「はす庵」があり観蓮会の期間中蓮の実を使った「朝粥定食」がいただけます。
店員さんが「長寿祈願をしてお召し上がり下さい」と言われ2人して素直に手を合わせ「いただきます」実と地下根のレンコンもいただき元気が出ればいいかなぁー

泥水から真っ直ぐに伸びた力強い茎に清らかな花が蓮池一杯に咲き誇る様に感動し、「早起きは三文の徳」=幸せな心もちになりました。

緑の散策道を駐車場に歩いて行くと築山が見えてきました。

心字池
日本庭園正面入り口に小高い山に囲まれた大庭園があり、真上から見ると心と言う字に見える
池泉回遊式の庭園で心字池と言うそうです。
ここからの眺めが素晴しく俳句を詠むには最高の場所ですと茨木句会の言葉が添えてありました。


庭園出口を出ると「太陽の塔」の背面に描かれた黒い太陽が現れました。

太陽の塔背面
EXPO70大阪万博のシンボルはどこから見ても見事です。


久し振りの早起きは心地好い幸せ気分を味わう事ができました。
付き合ってくれた夫にも「ありがとう!!」

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