比叡山延暦寺諸堂参拝チケット |
世界文化遺産に登録された延暦寺の参道を上がって行くと大講堂が見えてきます。
大講堂(重要文化財) |
学問修業の道場です。
平和の鐘(開運の鐘) |
音色は西塔の釈迦堂まで届くそうですが延暦寺焼き討ちの時にも・・・?
菩提樹 |
坂を上り己講(いこう)がこの菩提樹の元で意を決して入堂するといわれます。
お釈迦様が菩提樹の下で悟りを得た故事に習ってるそうです。
根本中堂(国宝) |
(織田信長の焼き討ち元亀二年(1571)後一時途絶えたましたが山形の立石寺(山寺)に分灯
されていたものを移し今も輝き続けています。)
根本中堂は三代将軍家光の命により寛永11年(1634)より8年の歳月をかけ再建されました。
文殊楼 |
混合した「文殊楼」があります。
「文殊の知恵」といいますから祈願のための絵馬が沢山奉納されています。
「お母さんもよくお願いしておいた方がいいわよ」の言葉に私も素直に両手を合わせました。
東塔へは何度か訪れてはいますが、西塔と横川へは初めてエリアになります。
美しい杉木立 |
常行堂 |
にない堂(右・法華堂 左・常行堂) |
二つの同じ形の堂が渡り廊下でつながっており、力持ちの弁慶が渡り廊下を天秤棒にして担いだという伝説から「弁慶のにない堂」と呼ばれています。
「常行堂」からは静寂の中、僧のお経がかすかに聞こえてきましたが「常行三昧修行中」と書かれた札が立てかけてありました。
(常行三昧とは念仏を唱えながら90日堂内を1日20時間以上歩き続け、2時間の仮眠のみ許される行をするのだそうですが厳しいそれ以上ですね・・・)
恵亮堂 |
どことなく重々しい空気が漂っているような・・・
転法輪堂(重要文化財) |
本尊釈迦如来をおまつりしている事から「釈迦堂」の名で親しまれています。
浄土院への道 |
奉納されたのでしょうか?
浄土院拝殿 |
掃き清められた白砂に苔がとてもきれいでな庭です。
伝教大師最澄上人の廟所 |
仕え早朝から薄暮まで勤行と掃除に勤学と励んで山を下りない籠山修行の生活をするそうです。
戦後7人の「侍真」がみえるそうです。
最後に三塔の一番奥の横川へも行ってみました。
横川中堂 |
昭和十七年の落雷で全焼しましたが、聖観世音菩薩立像は火災をまぬがれ平安期藤原時代の
木像(重要文化財)です。
四季講堂(元三大師堂) |
よく見かける「おみくじ」ではないようです。
「世の中に山という山は多かれど・・・」パワースッポットとは言われますが澄んだ空気に深い緑の中にいると癒されるのは確かですね。
多忙な日々を過ごす娘には最高の1日のようでした。