遠いシベリアからコハクチョウが毎年越冬のため飛来し、琵琶湖岸周辺で羽を休めている姿が
朝日新聞に掲載されたのを夫が見て私に記事を見せたものですから、またまた何時もの虫が起こり
行ってみることにしました。
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朝日新聞 |
生憎「湖北野鳥センター」は休館日コハクチョウは一羽も見えず、撮影をしていた方が「今日は1羽だけ見ましたよ」と道の駅で尋ねてみると「もしかしたら近くの池で羽を休めているかも・・・」
期待をもって行ってみましたが空振り三振です。
湖面をかも達がスイスイ溜り場では外敵も
なくのんびりお休みです。
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竹生島が見えます |
飛んでいるのはかもの群れでした・・・・
「夕方もう一度見に来てみよう」と夫が言ってくれましたが雪が降っても帰りが怖いので断念し、
以前長浜に行ったなら「鯖ソーメン」を食べてみてと薦められていたのを思い出しせめて美味しい
土地の名物をいただいて帰りましょうとお店を捜していただきました。
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鯖ソーメン(浜湖月) |
余りにも空腹につい一口いただいてしまいましので美的ではありませんが、お味は思ったよりも
鯖の味付けが濃くお出しは以外にさっぱり美味しかったです。
レストランの向かい側に長浜城跡があり1983年復元されたお城は「市立長浜歴史博物館」になっています。
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長浜城(復元城) |
「長浜城」は豊臣秀吉が最初に築いた城で大阪城へ移る10年間本拠としていましたが
元和元年(1615)に廃城になり資材の大半は彦根城の築城に使用したのだそうです。
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太閤井戸 |
長浜城築城の時秀吉が掘らせた井戸で数少ない遺構の一つです。
水位が上がると湖面に石碑だけが出ており、かつては城内にあった事が分かります。
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太閤秀吉像(天守閣跡) |
強固な城を築くため人柱になったという長浜一の美女「おかね」さん、若く聡明なおかねさんは
地域一円の繁栄を願い自らの命を捧げたと伝えられています。
おかねさんが眠る北側にあった堀は「おかね掘」と呼ばれていたのでした。
私の育った近くにも「竜ヶ池」という溜め池がありそこには美しいお竜さんが人柱となって池に沈んだと父が小学生の娘に昔話として聞かせたものですから未だに忘れられないようです。
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田町組 曳山月宮殿(曳山美術館) |
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曳山博物館入場券 |
400年歴史のある長浜巡行と
子供歌舞伎は毎年4月13日から
行われるそうです。
それは豪華絢爛なお祭りらしいです
是非とも見たいですね。
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田町組 月宮殿(パンフレットより) |
このようにして曳山の舞台で子供が歌舞伎を披露するそうですが華やかでしょうね。
長浜を訪れたからには「豊国神社」に参拝することに小ぢんまりとした神社でしたが、今では「長浜のゑべっさん」と言って賑わい遠方からもに大勢の人が訪れるという事です。
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豊国神社 |
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本殿 |
豊臣秀吉公をお祭する神社ですが秀勝公が
誕生した時の町民のお祝いのお礼として
曳山を贈られたそうです。
これを長浜八幡宮のお祭りに曳いたのが
「曳山祭」のはじまりだとか。
「黒壁スクエア」の古い街並のお店をウインドウショッピング、時間もないので「大通寺」の山門
「附山廊」だけは見たいと思い足早に見学です。
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山門「長浜市指定有形文化財) |
山門は二重門になっており文化5年(1808)に建築が始まり33年かけ建立されました。
山門2階は一般公開の日もあるそうですがどこまで見渡すことが出来るのでしょう・・・
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本堂(重要文化財) |
慶長7年(1602)長浜城(当時廃城)内に建立された「大通寺」は慶安4年(1652)彦根藩2代目
井伊直孝の土地寄進によって現在地に移転しました。
真宗大谷派の名刹で美術品が多く見られるそうですが今日は時間切れとなりました。
コハクチョウは見られずガッカリでしたが長浜市の歴史を垣間見みられたかな・・・
和菓子の藤本屋で求肥の「浜ちりめん」と落雁の「十八万石」をお土産に買って「さぁー帰りましょう」
朝早くからお疲れさまの一日でした。